特許
J-GLOBAL ID:200903040508694153
テレマクロ機能を持つ内部合焦ズームレンズ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村上 光司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346238
公開番号(公開出願番号):特開平7-181383
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 本来のレンズ系の他のレンズ系を付加することなく内部合焦ズームレンズで良好な収差補正がなされたテレマクロ撮影を行う。【構成】 物体側からアフォーカルレンズ群1〜4と焦点調整用のマスタレンズ群を配置し,マスタレンズ群中の先頭のレンズ群1を光軸方向に大きく繰り出すことにより,テレマクロ撮影を可能とする。レンズ群1を大きく繰り出すことによって生じる画質の低下はレンズ群1とレンズ群2の中間光軸上に設けられた絞りA1,A2により補正する。
請求項(抜粋):
物体側から順次アフォーカルレンズ群とマスタレンズ群を配置し,前記アフォーカルレンズ群により変倍作用を行い,前記マスタレンズ群によりフォーカシングを行う様にした内部合焦ズームレンズにおいて,前記アフォーカルレンズ群を物体側から順次,正の合成屈折力を有する第1レンズ群と,負の合成屈折力を有する第2レンズ群と,負の合成屈折力を有する第3レンズ群と,正の合成屈折力を有する第4レンズ群とにより構成し,望遠側での近接撮影に際して,前記第1レンズ群の全体又は前記第1レンズ群の被写体側の一部分を光軸方向に繰り出す様になし,前記アフォーカルレンズ群中の望遠側での近接撮影に際して光軸方向に繰り出されるレンズ群をアフォーカル前群と定義し,前記アフォーカルレンズ群中のその他のレンズ群をアフォーカル後群と定義した時,条件1及び条件2を満足し,且つ,望遠側での近接撮影のために光軸方向に繰り出された前記アフォーカル前群と,前記アフォーカル後群との光軸上に少なくとも1個以上の絞りを設け,その絞りの少なくとも1個は,条件3を満足する開口絞りとして機能するテレマクロ機能を持つ内部合焦ズームレンズ。条件1:|f1+f2-D|<0.1FW条件2:X(fM/f1)>2.4FW条件3:8<EFNO<32但し,fM :マスタレンズ群の焦点距離。f1 :アフォーカル前群の焦点距離。f2 :全体として望遠側に設定された状態におけるアフォーカル後群の焦点距離。D :全体として望遠側に設定された状態におけるアフォーカル前群の後側主点とアフォーカル後群の前側主点との間隔。FW :全体として広角側に設定された状態におけるレンズ系全体の焦点距離。X :望遠側での近接撮影に際してのアフォーカル前群の光軸方向への繰り出し量。EFNO:望遠側での近接撮影を行う際のレンズ系全体の有効F値。
IPC (2件):
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