特許
J-GLOBAL ID:200903040509886803
インク供給機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石井 康夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-254882
公開番号(公開出願番号):特開平7-081082
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 インクの収容効率を高め、記録ヘッドへのインク供給性を高めるとともに、周囲環境変化による影響を確実に抑えることができるインクジェット記録装置のインク供給機構を提供する。【構成】 インクの消費又は周囲環境の変化によってインクタンク1内の圧力が相対的に減少する場合、弾性体膜4は、インクタンク1の内部に向かって凸の状態で張り出す。さらに圧力が低下すると、インクメニスカス形成体3に形成されているメニスカスから気泡がインクタンク1内に入り込み、インクタンク1内の圧力を上昇させ、負圧をほぼ一定に保つ。インクタンク1内の圧力が相対的に増大する場合は、弾性体膜4の凸状態が徐々に小さくなることにより、インクタンク1内の負圧はほぼ一定に保たれる。インクメニスカス形成体3には、インク供給体4により常にインクが供給されている。
請求項(抜粋):
インクを記録ヘッドに供給して記録を行なうインクジェット記録装置におけるインク供給機構において、インクが収容され周囲内壁の一部が弾性を有する膜で構成されたインク室と、該インク室上方の壁の一部に設けられ微小孔を有するメニスカス形成部材と、該メニスカス形成部材に液体を供給する液体誘導部を有し、該インク供給体により供給されたインクによって前記メニスカス形成部材の有する微小孔に形成されるメニスカス及び前記膜の弾性によりインク室内の圧力を調整することを特徴とするインク供給機構。
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