特許
J-GLOBAL ID:200903040511353910

電磁熱効果による冷気及び熱の連続生成方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼川 俊雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-562427
公開番号(公開出願番号):特表2006-512556
出願日: 2003年12月22日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】電磁熱効果による冷気及び熱の連続生成装置を提供する。【解決手段】電磁熱効果による冷気及び熱の連続生成装置(10)で、壁(14)によって分離された2つの隣接する区画(12,13)に分割された1つの区域(11)を含む。前記区域(11)には少なくとも1種類の電磁熱材料から成る1つの回転要素(15)、循環する第1の熱交換流体を伴う第1回路(17a)および循環する第2の熱交換流体を伴う第2回路(17b)が含まれる。前記区域(11)は、回転要素(15)が配置される区画(12)の領域に磁場を発生させるための磁気手段(16)に接続される。前記回転要素が回転状態に設定されると、第1区画(12)に配置された部分が磁化され、温度が上昇する。第2区画(13)に入ると、前記部分の磁化率が低下し、温度が下がる。こうして生成される熱および冷気が、熱交換流体によって回収や然るべき目的向けの利用のため、熱(19)および冷気(22)の利用回路にそれぞれ伝達される。
請求項(抜粋):
回転要素(15)を含む1つの区域(11)の第1区画(12)に接続される第1回路(17a)すなわち熱回路中で第1冷却液および、前記区域(11)の第2区画(13)に接続される第2回路(17b)すなわち冷却回路中で第2冷却液を循環させ、前記両区画は1枚の仕切(14)により並置して分離され、前記区域(11)は少なくとも前記回転要素(15)に対応する領域内の前記第1区画(12)に磁気を発生させるために複数の磁気手段(16)に連結されるとともに、前記回転手段(15)は流体が磁場を受ける前記第1区画(12)内を通るとき温度の上昇および磁場を受けない前記第2区画(13)内を通るとき冷却を受けるために設けられる少なくとも1種類の電磁熱材料を含むこと、前記回路(17a)中に配置される第1熱交換器(18)により前記第1回路(17a)から熱を取り出し、前記第1熱交換器が熱の利用回路(19)に接続されること、および前記回路(17b)中に配置される第2熱交換器(21)により前記第2回路(17b)から冷気を取り出し、前記第2熱交換器が冷気の利用回路(21)に接続されることを特徴とする、少なくとも1台の熱交換器を通って電磁効果により冷気および熱を生成するための方法。
IPC (1件):
F25B 21/00
FI (1件):
F25B21/00 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 米国特許4,674,288号
  • 仏国公開特許A-2,525,748号
  • 仏国特許公開A-2,586,793号
全件表示
審査官引用 (5件)
  • 特開昭58-124178
  • 特開平3-070944
  • 特開昭58-124178
全件表示

前のページに戻る