特許
J-GLOBAL ID:200903040515873810

微粉炭燃焼炉を運転する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-515504
公開番号(公開出願番号):特表2003-506657
出願日: 2000年07月17日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】微粉炭燃焼炉(204)を運転する方法において、空気を上方コンパートメント(210)から旋回火球(RB)にほぼ対向して導入することを包含する。本方法は、また、炉(204)の対流通路の一側部の温度特性を検知する段階を包含する。その検知値は、本発明の方法にしたがって、それから、温度特性の検知値が許容値を越えているかどうかを決定するために計算される。温度特性が許容値が越えているとの決定に応答して、上方空気コンパートメント(210)を通して導入される空気のモーメンタムが変えられる。上方空気コンパートメント(210)を通して導入される空気のモーメンタムを変える段階の後に、対流通路の一箇所の温度特性が温度特性の調節後の値を得るために検知され、許容値と比較される。
請求項(抜粋):
燃焼室と対流通路とを有する微粉炭燃焼炉であって、前記燃焼室が燃料を燃焼せしめ、その燃焼プロセスで煙道ガスを生成せしめるようにし、また、前記煙道ガスが前記対流通路を通して流れて前記燃焼室を出るようにし、更に、前記燃焼室が4つの隅部を有し、これらの各隅部が隣接する他の隅部から実質的に等しい間隔を置き、したがって前記燃焼室が実質的に正方形の断面を有し、かつ、前記燃焼室の4つの隅部の少なくともひとつが、空気、燃料及び空気と燃料との両方のいずれかを前記燃焼室内に導入する一連の下方コンパートメントと、空気を前記燃焼室内に導入する少なくともひとつの上方コンパートメントを有している微粉炭燃焼炉を運転する方法において、 a)前記一連の下方コンパートメントの少なくともひとつからの燃料を、前記燃焼室内で、前記燃焼室の一対の対向配置された隅部を通過する対角線からオフセットしてぐう角燃焼させる段階と、 b)前記一連の下方コンパートメントからの空気を、前記燃焼室内に、前記対角線の、燃料燃焼オフセット方向と同じ側で前記対角線に対してオフセットされている方向に沿って接線導入し、前記一連の下方コンポートメントから接線導入される空気の集合量を前記燃焼炉内で燃料をぐう角燃焼で完全燃焼させるために必要とされる化学量論量よりも少なくし、これにより燃料及び空気が前記燃焼室内に旋回火球を生成するようにする段階と、 c)前記少なくともひとつの上方コンパートメントからの空気を、前記旋回火球にほぼ対向して、前記対角線の他方の側にオフセットされている方向に沿って導入する段階と、 d)前記対流通路の一側部の温度特性であって、前記対流通路の一箇所の温度の関数として変化する前記温度特性を検知する段階と、 e)前記温度特性の検知した値が許容値を越えているかどうかを決定する段階と、 f)前記温度特性が許容値を超えているとの決定に応答して、前記少なくともひとつの上方空気コンパートメントを通して導入される空気のモーメンタムを変える段階と、 g)前記少なくともひとつの上方空気コンパートメントを通して導入される空気のモーメンタムを変える段階の後に、前記対流通路の一箇所の温度特性を検知して前記温度特性の調節後の値を得るようにし、その後前記調節後の値が許容値を越えているかどうかを決定する段階と、 を包含している方法。
IPC (4件):
F23C 5/32 ,  F23D 1/00 ,  F23L 1/00 ,  F23L 9/02
FI (4件):
F23C 5/32 ,  F23D 1/00 H ,  F23L 1/00 D ,  F23L 9/02
Fターム (16件):
3K023DA01 ,  3K023DB02 ,  3K023DC02 ,  3K023DC03 ,  3K023KA01 ,  3K023KB07 ,  3K023KB09 ,  3K023KD01 ,  3K065QB08 ,  3K065QB10 ,  3K091BB05 ,  3K091BB25 ,  3K091CC13 ,  3K091DD01 ,  3K091EC09 ,  3K091EC13

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