特許
J-GLOBAL ID:200903040520655783

内燃機関における可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-091447
公開番号(公開出願番号):特開平7-293287
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】バルブのオーバラップ量を変化させる可変バルブタイミング制御装置の故障を診断することを目的とする。【構成】S1及び2では、脈動域の条件が満足したことを判定し、S3では、検出された吸入空気量Qに応じて出力される電圧信号UsをA/D変換してモニタし、S4にて、Usに基づいて、真に吸入空気の脈動域であるか否かを判定し、脈動域であると判定されると、S5に進み、VTCが作動中であるか否かを判定し、作動中であれば、S6に進む。S6では、Usに基づいて、作動時の吸入空気の脈動周期f<SB>0 </SB>をモニタする。S7では、VTCを強制的に非作動し、S8では、Usに基づいて、非作動時の吸入空気の脈動周期f<SB>1 </SB>をモニタする。S9では、f<SB>0 </SB>とf<SB>1 </SB>の差の絶対値Δfを算出する。S10では、Δfを基準値Xと比較し、Δf≧Xでは、S11に進んでVTCが正常である判定を、Δf<Xでは、S12に進んでVTCが故障である判定を夫々出す。
請求項(抜粋):
制御ユニットからの制御信号に基づいて内燃機関のバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置であって、機関への正・逆両方向の吸入空気流れに対して吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、吸入空気の脈動域を判定する脈動域判定手段と、前記脈動域判定手段により脈動域が判定されかつ前記可変バルブタイミング制御装置が制御信号に基づいて作動される際に、前記吸入空気量検出手段による検出結果に基づいて吸入空気の脈動周期を検出する第1の脈動周期検出手段と、前記脈動域判定手段により脈動域が判定されかつ前記可変バルブタイミング制御装置が制御信号に基づいて非作動にされる際に、前記吸入空気量検出手段による検出結果に基づいて吸入空気の脈動周期を検出する第2の脈動周期検出手段と、前記第1の脈動周期検出手段により検出された可変バルブタイミング制御装置の作動時の吸入空気脈動周期と、第2の脈動周期検出手段により検出された可変バルブタイミング制御装置の非作動時の吸入空気脈動周期とを比較する脈動周期比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、可変バルブタイミング制御装置の故障診断を行う自己診断手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関における可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置。
IPC (6件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F01L 1/46 ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 366

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