特許
J-GLOBAL ID:200903040527124422

構造物用スライド式弾性支承装置及び水平力兼上揚力弾性抵抗装置を備えた橋梁用支承装置およびその据え付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀬戸 昭夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-070638
公開番号(公開出願番号):特開2000-234308
出願日: 1999年02月10日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】新設用橋梁等に適した上部構造物の荷重支持用のスライド式弾性支承装置と、水平力兼上揚力弾性抵抗装置との機能分離型の橋梁用支承装置の提供。【解決手段】下部支持部材2と、弾性支承体5とにより荷重支承用スライド式弾性支承装置30が構成され、弾性支承体5の下部及び上部鋼製部材9,10がせん断変形拘束壁4に横移動不能に嵌設され、上部鋼製部材10の上面は拘束壁4の上面よりも高レベルに設けられ、鋼製部材10の上部に設けたすべり支承材13を介して上部構造物22がスライド自在に支承され、下部構造物1の上部に、弾性層51の上下両端部に鋼製部材50,53を有する水平力兼上揚力弾性抵抗装置46の下部が固定され、その抵抗装置46の上部に設けた横桁49により隣り合う主桁47端部および前記水平力兼上揚力弾性抵抗装置46を結合する。
請求項(抜粋):
上部構造物と橋台または橋脚等の下部構造物との間に配置される橋梁用支承装置において、下部構造物に固定される下部支持部材と、弾性層を介して上部鋼製部材および下部鋼製部材を一体に有する弾性支承体とにより荷重支承用スライド式弾性支承装置が構成され、かつ前記下部鋼製部材および前記上部鋼製部材が、前記下部支持部材の上部における橋軸方向に間隔をおいて対向するように設けられた平面円弧状内面を有するせん断変形拘束壁に横移動不能に嵌設され、かつ前記せん断変形拘束壁に前記上部鋼製部材が相対的に上下方向に摺動可能に設けられていると共に、前記上部鋼製部材の上面は前記せん断変形拘束壁の上面よりも高レベルに設けられ、その上部鋼製部材の上部に設けたすべり面を有するすべり支承材を介して橋軸方向に延長する主桁または版桁あるいは箱桁等の上部構造物が横方向に常時スライド自在に支承され、かつ前記荷重支承用スライド式弾性支承装置から橋軸方向と交差する横方向に離れた位置における前記下部構造物の上部に、中間部にゴムのような弾性層と鋼板とを上下方向に交互に積層した積層部を有すると共に、これと一体に上下両端部に鋼製部材を有する水平力兼上揚力弾性抵抗装置の下部が載置されて固定され、前記水平力兼上揚力弾性抵抗装置の上部に、橋軸方向に延長する主桁または版桁あるいは箱桁等の上部構造物が設けられていることを特徴とする構造物用スライド式弾性支承装置及び水平力兼上揚力弾性抵抗装置を備えた橋梁用支承装置。
IPC (2件):
E01D 19/04 ,  E01D 19/04 101
FI (2件):
E01D 19/04 Z ,  E01D 19/04 101
Fターム (4件):
2D059AA37 ,  2D059GG01 ,  2D059GG33 ,  2D059GG59

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