特許
J-GLOBAL ID:200903040533512272

水溶性フタロシアニン染料、その製法及び用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211802
公開番号(公開出願番号):特開平5-239368
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 (ここで、Pcは金属不含又は金属含有フタロシアニンである)のフタロシアニン染料。たとえば、次式の染料がある。【効果】 特に銅フタロシアニン及びニッケルフタロシアニン染料は、ヒドロキシ-及び/又はカルボンアミド-含有材料、特に繊維材料、例えばセルロース繊維材料、羊毛及びポリアミド繊維を高い着色力を有する堅牢な、主として緑色の色調で染色する。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】〔式中Pcは金属不含又は金属含有フタロシアニン、例えば銅フタロシアニン、コバルトフタロシアニン又はニッケルフタロシアニンの残基であって、フタロシアニン残基は付加的にフタロシアニンの炭素環式芳香族環の3及び/又は4位において置換されていることができ、クロルスルホニル、スルホンアミド及び/又はスルホ基がフタロシアニンの炭素環式芳香族環の3及び/又は4位において結合しており、Rは水素原子又は低級脂肪族残基、特に低級アルキル基であり、これは置換されていることができ、R1 は水素原子又は低級アルキル残基であり、これは置換されていることができるか又は5乃至8個の炭素原子を有するシクロアルキル残基でありそしてR2 は水素原子又は低級アルキル基であり、これは置換されていることができるか又はアリール残基であり、これは置換されていることができるか又はシアノ基であるか、又はR1 及びR2 は窒素原子及び3乃至8個の炭素原子を有するアルキレン残基と共に又は別のヘテロ原子及び2個の低級アルキレン残基と共に4- 乃至8-員複素環式環の残基を形成し、Aは芳香族炭素環式又は芳香族複素環式残基、好ましくは置換又は非置換フェニレン又はナフチレン残基であるか又は1乃至8個の炭素原子、好ましくは2乃至6個の炭素原子を有するアルキレン残基又は2乃至8個の炭素原子を有するアルキレン残基であり、これは1又は2個のヘテロ基により中断されており、Xは直接結合又は二価の有機結合員であるか、又はXは基 -N(R)- と共に一般式(3)【化2】(式中nは2乃至6の整数でありそしてalkyleneは1乃至6個の炭素原子を有するアルキレン残基である)で示される残基であり、Yは直接結合又は一般式 -CO- NH- alkylene-(式中alkyleneは上記の意味を有する)で示される基であるか又は【化3】であるか、又はYは2乃至6個の炭素原子を有するアルキレン残基であり、その場合基 -X-A- は全体として直接結合でなければならずそしてmは2であり、Zはビニルスルホニル基又は、β位において、アルカリにより脱離することができる置換基を含有するエチルスルホニル基であり、aは零乃至4、好ましくは零、1又は2の整数であり、bは零乃至3の整数であり、cは零乃至3の整数であり、dは零乃至3の整数であり、eは零乃至2の整数であり、(a+b+c+d+e)の合計は多くて4であり、(a+b)の合計は1乃至4、好ましくは1、2又は3であり、(a+d)の合計は1乃至4であり、(c+d)の合計は零乃至4であり、mは1又は2、好ましくは1の数であり、Mは水素原子又はアルカリ金属であるか又は他の塩形成性金属である〕で示される水溶性フタロシアニン染料。
IPC (3件):
C09B 62/517 ,  D06P 3/24 ,  D06P 3/66

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