特許
J-GLOBAL ID:200903040539797953

鋼管の曲がり検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177126
公開番号(公開出願番号):特開平5-196438
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 処理搬送中の鋼管の曲がりをリアルタイムで検出することができる鋼管の曲がり検知装置を得ること。【構成】 少なくとも3つのレーザ発生装置4a,4b,4c及び出力されたレーザ光を走査する手段8a,8b,8cを設け、被測定鋼管3の上面にある角度をもってレーザ光5a,5b,5cを互いに平行にかつ被測定鋼管管軸方向と直交する方向に走査し、被測定鋼管上に各レーザ反射光による楕円あるいは円周の一部形状の輝線9a,9b,9cを描かせる。これら輝線の描く楕円あるいは円周の一部形状を撮像装置11によって撮像し、楕円あるいは円周の管軸方向の頂点または中心を適切な画像処理によって求め、求めた少なくともこれら3点の相対的な位置関係とレーザ光照射角度とからこの部分の上下、左右の曲がり方向と曲がり量を検出する。
請求項(抜粋):
被測定鋼管を心出ししながら処理搬送する搬送ライン上に、この搬送ラインの軸線に沿わせて所定間隔毎に直列に配置されるとともに、該搬送ライン軸線に対しある角度をもって互いに平行なレーザ光を搬送ライン上の被測定鋼管に向けて照射する少なくとも3つのレーザ発生装置と、これらレーザ発生装置の前面にそれぞれ設置され、出力されたレーザ光を前記被測定鋼管の軸線方向と直交する方向に走査あるいは扇状に広げる手段と、照射されたレーザ光の前記被測定鋼管上のレーザ反射光の輝線を撮像する撮像装置と、この撮像装置からのビデオ信号を取り込んで画像処理し、前記輝線の位置情報とレーザ光照射角度とから前記被測定鋼管の上下または左右方向の曲がり量を算出する曲がり量算出手段とを備えることを特徴とする鋼管の曲がり検知装置。

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