特許
J-GLOBAL ID:200903040546786649

攪拌流動層乾燥機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾股 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-182450
公開番号(公開出願番号):特開平7-035479
出願日: 1993年07月23日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】ペースト、ウエットケーキ等の固形分濃度の比較的高い湿原料を、ローターの攪拌力と熱風の旋回力によって攪拌、流動させながら乾燥、細粒化する攪拌流動層乾燥機のローターを改良する。【構成】竪型円筒状乾燥室下部にローター30を回転自在に配設する。ローターは軸方向に伸びる回転軸31と回転軸から放射方向に伸びる複数の攪拌羽根33とからなっており、回転軸に対して攪拌羽根を揺動自在に取付ける。乾燥室に供給された湿原料の塊はローターの回転によりほぐされて分散し、乾燥室接線方向に流入する熱風により旋回流となって乾燥室内を上昇流動しながら乾燥、細粒化され、乾燥室頂部から排出される。乾燥室下部内面に付着硬化する湿原料の攪拌羽根回転による掻き取りに際して、攪拌羽根を揺動自在としたため回転軸の回転負荷が低減され、付着物の叩き落とし効果も生ずる。
請求項(抜粋):
竪型円筒状乾燥室下部に軸方向に伸びる回転軸と該回転軸から放射方向に突設させた複数の攪拌羽根とからなるローターを回転自在に配設し、該乾燥室下部側壁に接線方向に熱風を流入させる熱風流入口を開口し、該ローター上方の該乾燥室側壁に湿原料供給口を開口し、該乾燥室頂部に乾燥済原料排出口を開口し、該原料排出口下方の該乾燥室内周に環状分級板を配設してなる攪拌流動層乾燥機において、前記ローターの回転軸から放射方向に突設させた取付腕に前記攪拌羽根の基端を枢着して、攪拌羽根先端がローター回転方向に揺動自在となるようにするとともに、前記攪拌羽根先端に掻取板を取り付けたことを特徴とする攪拌流動層乾燥機。
IPC (2件):
F26B 17/10 ,  F26B 25/04

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