特許
J-GLOBAL ID:200903040551168848

心臓組織の治療診断装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-534293
公開番号(公開出願番号):特表2001-527429
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 2001年12月25日
要約:
【要約】ガイドカテーテルの内部ルーメン内にスライドと回転ができるように好ましくは配置している第1のディリバリカテーテルを備える、治療用又は診断用デバイスの末端の手術端を搬送するためのシステム。第2のディリバリカテーテルは、第1のディリバリカテーテルの内部ルーメン内にスライドできるように配置され、経路形成デバイス(例えば、レーザー源に接続されている光ファイバー)のような、細長い治療用又は診断用デバイスを受け取るようにスライドできるように構成された内部ルーメンを有する。第1のディリバリカテーテルの末端は、患者の心臓チャンバー内部に形成されているか、形成可能である。その結果、ガイドカテーテルの内部ルーメンの中におよびその外からの第1のディリバリカテーテルの縦の運動と、第1のディリバリカテーテルの回転は、患者の心臓チャンバー内部の一つ以上の好ましい位置での治療用又は診断用デバイスの末端の正確な配置を容易にする。垂直又は垂直に近い方向で心内膜表面を係合するために、末端が第1のディリバリカテーテルの末端から延在して、治療用又は診断用デバイスのための通路を備えるまで、第2のディリバリカテーテルは、第1のディリバリカテーテルの内部ルーメンから動かされる。1つの実施形態において、第1のディリバリカテーテルの末端部は、ある状況における心内膜の表面に垂直なアプローチすることが容易にできるように二重の屈曲部を備えている。
請求項(抜粋):
心内膜層によって定められた患者の心臓の左心室内から患者の心臓の心筋層の中へ心内膜層の所望の領域を通してチャネルを形成するためのシステムであって、 a) 基端、末端、この末端内のポート、および内部で上記ポートまで延びて上記ポートと通じる内側ルーメンを有するとともに、患者の外へ延びる基端端部と少なくとも患者の左心室に隣接する大動脈の中へ延びる末端端部とを有するのに十分な長さを持つ細長い案内カテーテルと、 b) 上記案内カテーテルの上記内側ルーメン内に摺動可能かつ回転可能に配置されるとともに、基端、末端、この末端内のポート、および内部で上記末端内のポートまで延びる内側ルーメンを有し、上記案内カテーテルの長さよりも大きい長さを持ち、かつ、上記案内カテーテルの末端から出たとき患者の心内膜層の上記所望の領域へ方向づけられるように形作られている末端端部を有する第1の配給カテーテルと、 c) 上記第1の配給カテーテルの上記内側ルーメン内に摺動可能に配置されるとともに、基端、末端、上記鞘の末端内のポート、この第2の配給カテーテルの末端内のポートまで延びる内側ルーメンを有し、上記第1の配給カテーテルの末端端部の方向に従ってその末端の外へ延びる末端端部を有し、かつ上記第1の配給カテーテルの長さよりも大きい長さを持つ第2の配給カテーテルと、 d) 上記第2の配給カテーテルの上記内側ルーメン内に摺動可能に配置されるとともに、基端、末端、患者の心臓の心内膜層の上記所望の領域内にチャネルを形成するための、この装置の末端上の手段を有し、かつ上記第2の配給カテーテルよりも大きい長さを持つ細長いチャネル形成装置と、を備えたシステム。
IPC (5件):
A61B 18/00 ,  A61B 1/00 320 ,  A61B 17/32 ,  A61B 18/20 ,  A61M 25/00 400
FI (5件):
A61B 1/00 320 A ,  A61B 17/32 ,  A61M 25/00 400 ,  A61B 17/36 ,  A61B 17/36 350
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-238876
  • 特開平3-143454
  • 特開平3-029902

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