特許
J-GLOBAL ID:200903040553407793

引戸用鎌錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-193929
公開番号(公開出願番号):特開2002-013331
出願日: 2000年06月28日
公開日(公表日): 2002年01月18日
要約:
【要約】【課題】 引戸用鎌錠において、そのコンパクト化と低コスト化を実現する。【解決手段】 引戸Yの閉戸時に後退変位するトリガー6と、トリガー6と一体的に後退変位するカム7と、トリガー6の後退変位を受けて揺動変位するリンクレバー8と、カム7の後退変位を受けて回転されるセクター9と、フック部10bを備えセクター9の回転に伴って回転される鎌体10と、引戸Yの閉戸時の慣性力を受けて傾動するストッパー11とを備えている。従って、引戸Yの閉戸時のトリガー6の後退変位が、リンクレバー8を介する鎌体10の公転と、セクター9を介する鎌体10の自転とに変換され鎌体10が掛止部13bに掛止され、例えばトリガーの後退変位をリンクレバーの揺動変位を介して鎌体の回転変位に変換する構成に比して、トリガー6の後退変位量及びリンクレバー8のレバー比が共に小さくなり、引戸用鎌錠Zのコンパクト化及び低コスト化が図れる。
請求項(抜粋):
戸枠体(X)に押引操作可能に支持された引戸(Y)の閉戸時に該引戸(Y)と戸枠体(X)の相対位置の変化に対応して後退変位するトリガー(6)と、上記トリガー(6)と一体的に後退変位するカム(7)と、支点ピン(18)に揺動自在に支持されるとともにその係合端(8b)が上記トリガー(6)に係合され該トリガー(6)の後退変位を受けて上記支点ピン(18)回りにおいて「第1の揺動位置」から「第2の揺動位置」まで揺動変位されるリンクレバー(8)と、上記支点ピン(18)に回転自在に支持され且つ上記カム(7)の後退変位を受けて「第1のセクター位置」から「第2のセクター位置」まで回転されるとともに、上記支点ピン(18)回りにギヤ部(9a)を備えたセクター(9)と、戸枠体(X)側の係止部(13b)に掛止可能なフック部(10b)と上記セクター(9)のギヤ部(9a)に噛合するギヤ部(10a)とを備え且つ上記リンクレバー(8)の揺動端(8c)に支点ピン(19)によって回転自在に支持され、上記セクター(9)の「第1のセクター位置」から「第2のセクター位置」への回転に伴って該セクター(9)のギヤ部(9a)と上記ギヤ部(10a)の噛合回転により上記支点ピン(19)回りに「第1の回転位置」から「第2の回転位置」に回転される鎌体(10)と、引戸(Y)の閉戸時の慣性力を受けて「第1の傾動位置」から「第2の傾動位置」側へ傾動し且つ「第2の傾動位置」においては上記セクター(9)と係合して該セクター(9)の「第2のセクター位置」から「第1のセクター位置」側への復帰回動を規制する一方、上記慣性力の減衰時には「第2の傾動位置」側から「第1の傾動位置」へ傾動し上記セクター(9)との係合が離脱されるストッパー(11)とを備え、上記リンクレバー(8)が「第2の揺動位置」に設定され且つ上記鎌体(10)が「第2の回転位置」に設定された状態において該鎌体(10)の上記フック部(10b)が上記掛止部(13b)に掛止されるように構成されたことを特徴とする引戸用鎌錠。
IPC (3件):
E05B 65/08 ,  E05C 3/10 ,  E05F 7/04
FI (3件):
E05B 65/08 G ,  E05C 3/10 ,  E05F 7/04
Fターム (6件):
2E050NA01 ,  2E050PA03 ,  2E050PB03 ,  2E050PC01 ,  2E050PC04 ,  2E050PD03

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