特許
J-GLOBAL ID:200903040555139494

発酵乳製品の製造方法及びその製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 公總
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-300359
公開番号(公開出願番号):特開2006-109756
出願日: 2004年10月14日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】 ラクトコッカス・クレモリス等の中温性乳酸球菌を使用しながら,保存中も安定した穏やかなチーズ香を呈し,粘性による滑らかな食感を有して日本人の嗜好に適合するとともに容器膨張や外観変化のない発酵乳製品を提供する。【解決手段】 高温性乳酸球菌であるストレプトコッカス・サーモフィラスから分離培養したストレプトコッカス・サーモフィラスGCL1129乳酸球菌(独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センター受領番号 FERM AP-20230)をラクトコッカス・クレモリス等の中温性乳酸球菌に併用して,30°C近辺の発酵温度によってヨーグルトミックスの発酵を行なう。これによって中温性乳酸球菌又はこれに糸状菌,酵母若しくは酢酸菌を併用したヨーグルトにおける独特の強いチーズ香,容器膨張,外観変化等の欠点を解消することができる。
請求項(抜粋):
ラクトコッカス・クレモリス,ラクトコッカス・ラクティス,ロイコノストック・クレモリス等のいずれか又は2種以上混合の中温性乳酸球菌と,ストレプトコッカス・サーモフィラス乳酸球菌とを併用したスターターを用いて牛乳又は乳製品を30±5°Cの範囲の発酵温度によって発酵することを特徴とする発酵乳製品の製造方法。
IPC (1件):
A23C 9/123
FI (1件):
A23C9/123
Fターム (4件):
4B001AC31 ,  4B001BC14 ,  4B001EC01 ,  4B001EC04

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