特許
J-GLOBAL ID:200903040555942890

真空ダイカスト方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-156079
公開番号(公開出願番号):特開平7-068366
出願日: 1994年07月07日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 真空バルブの開閉のタイミングをプランジャの位置と連動させてキャビティ内の真空度を制御することによって、溶湯をキャビティに射出するときの空気の巻き込みを防止し、巣の発生のない高品質の鋳造品を得る。【構成】 射出プランジャ13が第1の位置SV0に前進してきたときに、前記真空バルブ3を開いてキャビティ内のガスの吸引を開始し、射出プランジャが第2の位置SVCに到達したときに真空バルブ3を閉じてキャビティ2内のガスの吸引を停止するとともに、この第2の位置に到達した時点における真空系統の真空度と予め設定した真空度とを比較し、第2の位置における真空度が高い場合には第1の位置を所定距離だけ金型側に移動して変更し、真空度が低い場合には前記第1の位置を所定距離だけ反金型側に移動して変更して、次回のサイクルではこの変更した位置に真空バルブを開くタイミングを調整して射出工程を行う。
請求項(抜粋):
金型内のキャビティの真空度を計測しながら、前記キャビティに連なる真空系統に設けられた真空バルブの開閉を行い、キャビティ内を真空になるように吸引しながら溶融金属の加圧成形を行う真空ダイカスト方法において、射出プランジャが第1の位置に前進してきたときに、前記真空バルブを開いてキャビティ内のガスの吸引を開始し、射出プランジャが第2の位置に到達したときに前記真空バルブを閉じてキャビティ内のガスの吸引を停止するとともに、この第2の位置に到達した時点における真空系統の真空度と予め設定した真空度とを比較し、第2の位置における真空度が高い場合には第1の位置を所定距離だけ金型側に移動して変更し、真空度が低い場合には前記第1の位置を所定距離だけ反金型側に移動して変更して真空バルブの開閉のタイミングを調整し、次回の射出工程では、補正した第1の位置と第2の位置とを前記真空バルブの開閉と連動せしめて金型のキャビティの真空度を所定の値に保って加圧成形を行うことを特徴とする真空ダイカスト方法。
IPC (4件):
B22D 17/14 ,  B22D 17/32 ,  B22D 27/15 ,  B29C 45/53

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