特許
J-GLOBAL ID:200903040568573770

動画像データの符号化装置および復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143434
公開番号(公開出願番号):特開平8-336133
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 動画像データの符号化装置および復号化装置において、特定領域のみ伝送することによって、低ビットレートで高画質な画像を得ること。【構成】 符号化装置は、符号化領域判断装置103で抽出画像を伝送するか、画像全体(全体画像)を伝送するかを判断する。全体画像を符号化して伝送するときは、全体画像を伝送することを示す信号を付加して伝送し、該全体画像をフレームメモリ107に記憶する。抽出画像を符号化して伝送するときは、領域抽出装置101によって顔などの小領域を抽出して符号化し、抽出画像を伝送することを示す符号化領域識別信号と全体画像における抽出した位置を示す抽出画像情報を付加して伝送する。復号化装置では、符号化領域識別信号および抽出画像情報を検出することにより、受信した画像が抽出画像であることと、抽出された位置を識別することにより、全体画像の適当な位置に抽出画像を合成する。
請求項(抜粋):
動画像データを符号化する符号化手段を有する動画像データの符号化装置において、入力した画像全体から、ある特定した事物が含まれる領域を抽出する領域抽出手段と、画像の変化に応じて画像全体を符号化するか、抽出した画像を符号化するかを制御する符号化領域制御手段と、画像全体を記憶しておく全体画像記憶手段と、該全体画像記憶手段に記憶されている全体画像と、前記抽出画像とを合成する画像合成手段と、前記符号化領域制御手段によって、符号化領域を切り換える符号化領域切り換え手段と、前記符号化領域制御手段によって、前記全体画像記憶手段に記憶するか、記憶しないかを切り換える合成画像切り換え手段と、を有し、入力画像の変化が所定量よりも大きい場合は、前記符号化領域制御手段によって前記符号化領域切り換え手段を制御して、画像全体を前記符号化手段によって符号化し、さらに、前記符号化領域制御手段は前記合成画像切り換え手段を制御して、入力画像を前記全体画像記憶手段に記憶し、入力画像の変化が所定量よりも小さい場合は、前記符号化領域制御手段によって前記符号化領域切り換え手段を制御して、前記領域抽出手段によって抽出した画像を前記符号化手段によって符号化し、さらに、前記符号化領域制御手段は前記合成画像切り換え手段を制御して、前記画像合成手段で入力画像と前記全体画像記憶手段に記憶された画像とを合成する、ことを特徴とする動画像データの符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/24 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/13 Z ,  H03M 7/36

前のページに戻る