特許
J-GLOBAL ID:200903040570926478
静脈瘤用結紮器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-291793
公開番号(公開出願番号):特開平7-155333
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 患者に与える苦痛が少なく医師等にも操作性のよい静脈瘤用結紮器を提供する。【構成】 内視鏡の鉗子孔10に挿入される第1チューブ21に第2チューブ22を挿入し、第2チューブ内にワイヤ23を貫通させる。鉗子孔を通じて上記静脈瘤を吸引した後、上記ワイヤを患者体外方向へ引くことで結紮輪26が静脈瘤の結紮を行うように結紮保持用管状部材25を設ける。さらに結紮状態を保持するため、結紮輪には結紮保持用凹部33を設け、結紮保持用管状部材25には結紮保持用凹部33と係合する凸部27を設けた。さらに結紮輪26を引きちぎるため結紮輪26に切離用切欠34を設けた。
請求項(抜粋):
鉗子孔を有しかつ吸引装置を接続する内視鏡であって上記吸引装置による上記鉗子孔を通じての吸引動作により内視鏡先端内部に静脈瘤を吸引する内視鏡の上記鉗子孔内に挿通される静脈瘤用結紮器において、上記鉗子孔に挿入され一端の開口部が内視鏡先端部に位置する第1チューブと、管軸を上記第1チューブの軸方向に沿わせて上記第1チューブ内に挿入される第2チューブと、一端部から他端部へ向かい結紮部及び非結紮部をそれぞれ設けそれぞれの上記結紮部には結紮保持用凹部を有しそれぞれの上記結紮部と上記非結紮部との境界にはそれぞれ切離用切欠を有した2本のひも状体の上記一端部及び上記他端部をそれぞれ接合した輪であり、かつ上記輪が細長状につぶれた状態で上記第1チューブ内に引き込まれる太さを有し、かつ上記内視鏡先端内部から内視鏡先端外部へ押し出されたとき円形状に広がり上記内視鏡先端内部に吸引される静脈瘤を取り囲むように配置される結紮輪と、上記結紮輪の上記他端部に接続される接続部材を先端部に有し、かつ上記第2チューブ内を挿通し上記内視鏡先端部に対して上記結紮輪の出入操作を行う結紮輪操作用線材と、上記結紮輪操作用線材及び結紮輪の上記非結紮部が貫通可能な結紮保持用管状部材であって、上記結紮輪を接続した上記結紮輪操作用線材が貫通した状態にて内視鏡先端部に位置する上記第2チューブの開口部より患者体内側に配置され、かつ上記第1チューブ内に挿入可能であるが上記第2チューブ内には挿入不可能な管径を有し、かつ上記結紮輪操作用線材により上記結紮輪が引き込まれたとき結紮輪の上記結紮保持用切欠に係合することで結紮輪の上記結紮部の移動を禁止し結紮輪の上記結紮部による静脈瘤の結紮状態を保持する凸状の係止部材を有する結紮保持用管状部材と、を備え、上記結紮保持用切欠と上記係止部材とが係合した状態にて上記結紮輪操作用線材により結紮輪の上記非結紮部がさらに引っ張られることで結紮輪の上記切離用切欠にて上記結紮部と上記非結紮部とが切り離され上記結紮部を含む上記結紮保持用部材を患者体内に残すことを特徴とする静脈瘤用結紮器。
IPC (3件):
A61B 17/12
, A61B 1/00 300
, A61B 1/00 334
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