特許
J-GLOBAL ID:200903040577967650

熱硬化性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202368
公開番号(公開出願番号):特開平7-053662
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【構成】 脂肪族および/または脂環族ジイソシアネ-トから得られるポリイソシアネ-トの末端イソシアネ-ト基を熱解離性ブロック剤でブロックしたブロックポリイソシアネ-ト(A)と、数平均分子量が1500〜100000で、かつ水酸基価が10〜300なる特定の位置に水酸基を有するポリヒドロキシ化合物(B)とを、ブロック剤が解離した際に再生されるイソシアネート基と水酸基との当量比が95:5〜5:95の範囲で配合した熱硬化性樹脂組成物。【効果】 本発明は、低温硬化性に優れ、省エネルギー型であり、耐アルカリ性等の塗膜物性に優れた性質を有し、かつ低毒性で、自動車用、製缶用、プレコートメタルおよび建築外装用などの塗料をはじめ、特に低温硬化性を必要とされる素材用の塗料に有用で、接着剤(ラミネート型接着剤、天然または合成ゴムをベースにした接着剤の添加剤、木材用や構造用など)、繊維加工剤などに有用な熱硬化性樹脂組成物を提供できる。
請求項(抜粋):
脂肪族および/または脂環族ジイソシアネ-トから得られるポリイソシアネ-トの末端イソシアネ-ト基を熱解離性ブロック剤でブロックしたブロックポリイソシアネ-ト(A)と、一般式[1]で表される、数平均分子量が1500〜100000で、かつ水酸基価が10〜300なるポリヒドロキシ化合物(B)とを、ブロック剤が解離した際に再生されるイソシアネート基と水酸基との当量比が95:5〜5:95の範囲で配合した熱硬化性樹脂組成物。一般式[1]【化1】(式中、R1 はポリオールの主鎖構造を表し、mは1以上の整数を、n1 は2以上の整数を表す。Xは構成幹鎖が炭素、酸素、窒素または珪素から成る群から選ばれる1種以上の原子の6個以上がアルキル結合、エステル結合、エ-テル結合等の化学結合、またはそれらの化学結合の組合せによって結合した分子量100から2500の基で、R1に結合しているXの構成原子を含めて、水酸基が結合しているXの構成原子の間までに、Xの幹鎖原子として4つ以上の原子を有する。またYはポリオール末端の水酸基および/または低級アルキル基を表す。)
IPC (3件):
C08G 18/48 NDZ ,  C08G 18/62 NEN ,  C08G 18/80 NFM
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-047151
  • 特開平2-047150
  • 特開昭54-125232
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