特許
J-GLOBAL ID:200903040584757733

非接触ICカードの通信領域検知回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198715
公開番号(公開出願番号):特開平6-044488
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】通信可能領域外であっても外来電波の影響でCPUに対する割り込みが発生して電池寿命が短くなるのを防止できるようにする。【構成】料金所アンテナから送出される周期的なデータ列は、アンテナ1で受信され、検波ダイオード2で検波され、アンプ3で増幅される。アンプ3の出力を整流ダイオード4で半波整流し、LPF5でその波形を鈍らせることにより、データ列の包絡線を得る。このLPF5の出力をBPF6に通すことで、そのDC成分を除去し、更にBPF6の出力を積分回路7により蓄積する。積分回路7の出力はコンパレータ8により設定値と比較され、設定値以上である場合には同コンパレータ8の出力が高レベルとなる。すると、データ保持回路9からCPU10に対し割り込みが入ってCPU10が励起され、このCPU10からの指示によりリミッタアンプ11が励起され、データ送受信可能状態となる。
請求項(抜粋):
CPUを内蔵し、本体側アンテナとの間で通信可能領域内で無線により通信を行うための非接触ICカードにおいて、前記本体側アンテナから放射された電波を受信し、検波し、増幅して得られる波形を半波整流するための整流ダイオードと、この整流ダイオードの出力波形を鈍らせるためのローパスフィルタと、このローパスフィルタの出力の直流成分を除去するためのバンドパスフィルタと、このバンドパスフィルタの出力を蓄積するための積分回路と、この積分回路の出力を設定値と比較して、設定値以上であることを検出するためのコンパレータと、を具備し、前記本体側アンテナから放射される電波は、パケットをデータ列として変調して周期的に出力されるものであり、このデータ列が周期的に受信されることにより、前記積分回路の出力が前記設定値以上となって、通信可能領域内に進入したことを示す前記CPUに対する割り込みが発生し、同CPUを励起状態にするようにしたことを特徴とする非接触ICカードにおける通信領域検知回路。
IPC (6件):
G08G 1/09 ,  G06K 17/00 ,  G06K 19/07 ,  G07B 11/00 ,  G07B 15/00 ,  H04B 7/26

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