特許
J-GLOBAL ID:200903040589936490

三次元免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-212387
公開番号(公開出願番号):特開平8-082012
出願日: 1994年09月06日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 水平方向に加えて上下方向への振動も減衰でき、上下方向へも免震効果を発揮させることのできる三次元免震装置の提供。【構成】 免震装置1のコンパクト化を図るべく、水平と同時に、上下にも有効な減衰が得られるように、積層ゴム部4に封入されている鉛コア6を円柱状として、その上下端部を、積層ゴム部4を挟持している上下のフランジ5と楔状に緊結する。また、この鉛コア6は、積層ゴム部4の各ゴム板2間に介在している挟みプレート3と、この各挟みプレート3間に設けられている補剛用の小径プレート7とで、その円柱形状が、上下方向の載荷によって過大な膨らみを生じないように押さえ付けられている構成とする。そして、水平減衰性を維持したまま、鉛コア周囲と積層ゴム部4との接合効果から、上下方向の振動に対して、鉛コア6が上下方向にも変形できるようにして減衰を得る。
請求項(抜粋):
複数のゴム板が挟みプレートを介在して上下方向へ積み重ねられている積層ゴム部と、この積層ゴム部を挟持している上下の両フランジを連結して、積層ゴム部内を上下方向へ貫通した状態で少なくとも一本配設されている鉛コアとからなる免震装置であり、前記鉛コアは、前記積層ゴム部内を円柱状に貫通しその上下両端部を前記フランジ内において楔状に緊結し、周囲に接する積層ゴム部と一体に水平方向や上下方向へ変形できるように構成されていると共に、前記鉛コアは、前記各挟みプレートとこの各挟みプレートの間に付加した挟みプレートよりも小径の小径プレートとで、その円柱形状が、上下方向の載荷によって過大な膨らみを生じないように押さえ付けられていることを特徴とする三次元免震装置。
IPC (3件):
E04B 1/36 ,  E04H 9/02 331 ,  F16F 15/04

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