特許
J-GLOBAL ID:200903040595937288

可撓性コンクリート管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 卓治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-116984
公開番号(公開出願番号):特開平9-280428
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】地震や地盤変動等にも対応して大きな変位量を吸収でき、伸縮部材の撓みを抑えることができる可撓性コンクリート管を提供すること。【解決手段】コンクリート製の前管部材11と後管部材12の間に可撓性継手部13を供える。この可撓性継手部13は、前後管部材11,12の対向する端面に環状の枠体14,15を当て、この間に平行に一対の押え板17,18を配置する。環状の補強用のリブ23で補強された連結部22と両端部の取付部20,21でなる筒状の伸縮部材19を押え板17,18で挾み取付ボルト23,24で枠体14,15との間で固定する。さらに枠体14,15の外側を保護カバー27で覆う。 これにより、保護カバー27で伸縮部材19を保護しながら伸縮部材19の連結部22との可撓性を利用して伸び、縮み等による大変位量を吸収し、外圧力による伸縮部材19の連結部22の撓みを補強用のリブ23で抑える。
請求項(抜粋):
コンクリート製の前後管部材との間に可撓性継手部を備えた可撓性コンクリート管であって、前記前管部材の後端面及び前記後管部材の前端面に当られ前記前後管部材より小径の環状の枠体と、これら2つの枠体の間に平行に一対設けられる環状の押え板と、前記枠体と前記押え板との間に挾まれる両端部の環状の取付部およびこれら環状の取付部を内周側で連結して前記前後管部材の内周面に沿う中間部の環状の連結部を備えるとともに、この環状の連結部の中間外周側に突き出して一体に形成された環状の補強用のリブを備えた筒状の可撓性の伸縮部材と、前記前後管部材に埋設され前記枠体および前記伸縮部材の前記環状の取付部を貫通して前記押え板にねじ込まれて当該伸縮部材の環状の取付部を締め付ける複数の取付ボルトと、前記前後管部材の間に設けられこれら前後管部材の外周面に沿う環状の保護カバーと、でなることを特徴とする可撓性コンクリート管。
IPC (2件):
F16L 9/19 ,  F16L 27/10
FI (2件):
F16L 9/19 B ,  F16L 27/10 Z

前のページに戻る