特許
J-GLOBAL ID:200903040602420784
起振力の制御方法、および、起振力の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159480
公開番号(公開出願番号):特開平9-003892
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 同期伝動歯車軸34A,34Bに固着された固定偏心重錘9A,9Bと、上記同期伝動歯車軸34A,34Bに対して回動可能に支承された可動偏心重錘10A,10Bとを有する起振機の制御技術を改良して、該起振機を停止させずに運転しながら起振力を増減調節できるようにする。【構成】 同期伝動歯車33Bと噛合する位相制御歯車・甲35Aの回転を、クラッチ手段40→位相制御歯車・乙35B→位相制御歯車・丙35Cを経て可動偏心重錘10Bに伝動する(本例は等速伝動しているが、増速伝動しても良く減速伝動しても良い)。2個の可動偏心重錘10A,10Bを可動偏心重錘同期歯車37A,37Bで連結するとともに、制御操作用歯車44を上記の可動偏心重錘同期歯車37Aに噛合せしめて、制御操作用モータ41によって上記可動偏心重錘10A,10Bの回転位相を調節できるようにする。
請求項(抜粋):
対をなす偏心重錘を同期回転させて起振力を発生される起振機であって、互いに噛合する、等しい大きさの2個の同期伝動歯車(33A,33B)と、上記2個の同期伝動歯車のそれぞれに固着された計2本の同期伝動歯車軸(34A,34B)と、上記2本の同期伝動歯車軸のそれぞれに固着された固定偏心重錘(9A,9B)と、上記2本の同期伝動歯車軸のそれぞれに対して回動可能に支持されて、前記固定偏心重錘に対して相対的に回動し得る可動偏心重錘(10A,10B)とを具備している杭打用起振機の起振力を制御する方法において、前記2個の可動偏心重錘(10A,10B)のそれぞれに、前記同期伝動歯車(33A,33B)と同じ大きさの可動偏心重錘同期歯車(37A,37B)を固着するとともに相互に噛合せしめて該2個の可動偏心重錘を同期回転させ、前記2個の同期伝動歯車(33A,33B)の何れかと噛合する位相制御歯車・甲(35A)と、該位相制御歯車・甲に固着された位相制御歯車軸(36)とを設けるとともに、該位相制御歯車軸によって位相制御歯車・乙(35B)を回転自在に支承し、前記2個の可動偏心重錘(10A,10B)の何れかに固着した位相制御歯車・丙(35C)を前記位相制御歯車・乙(35B)と噛合せしめ、前記の位相制御歯車軸(36)と位相制御歯車・乙(35B)とを、クラッチ手段(40)を介して接続し、上記クラッチ手段を接〜断操作することによって、前記可動偏心重錘(10A,10B)の固定偏心重錘(9A,9B)に対する角位置を変化させることを特徴とする、起振力の制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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