特許
J-GLOBAL ID:200903040603109543

表皮材付複合シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-088104
公開番号(公開出願番号):特開平10-278211
出願日: 1997年04月07日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 接着剤を特に使用することなく、簡単な操作により表皮材表面の意匠性を損なうことのない表皮材付複合シートを製造する方法を提供する。【解決手段】 無機繊維を主体とし、これに熱可塑性樹脂分が含有されたマット状物1の片面に熱可塑性樹脂フィルム2を、その反対側面に表皮材3を積層した積層物の両面に、上記フィルム2及びマット状物1中の樹脂分が溶融状態では融着するが非溶融状態では接着しない無端ベルトAを重ね合わせて重ね合わせ体を得る工程、この重ね合わせ体を加熱して上記樹脂分を溶融する工程、樹脂分が溶融状態にあるうちに重ね合わせ体を圧縮する工程、樹脂分が溶融状態にあるうちに板状体を重ね合わせ体の厚さ方向に拡開する工程、板状体が拡開した状態で重ね合わせ体を冷却する工程とからなる。
請求項(抜粋):
無機繊維を主体とし、これに熱可塑性樹脂分が含有されたマット状物の片面に熱可塑性樹脂フィルムを積層するとともにその反対側面に表皮材を積層し、この積層物の両面に、上記熱可塑性樹脂フィルム及びマット状物中の樹脂分が溶融状態では融着するが非溶融状態では接着しない板状体を重ね合わせて重ね合わせ体を得る工程、この重ね合わせ体を加熱して上記樹脂分を溶融する工程、樹脂分が溶融状態にあるうちに重ね合わせ体を圧縮する工程、樹脂分が溶融状態にあるうちに上記板状体を重ね合わせ体の厚さ方向に拡開する工程、板状体が拡開した状態で重ね合わせ体を上記樹脂分の溶融温度以下に冷却する工程とからなることを特徴とする表皮材付複合シートの製造方法。
IPC (4件):
B32B 31/20 ,  B29C 65/02 ,  B32B 17/04 ,  B29L 9:00
FI (3件):
B32B 31/20 ,  B29C 65/02 ,  B32B 17/04 Z

前のページに戻る