特許
J-GLOBAL ID:200903040604136935

セルロースアセテートの溶解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 政浩 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334637
公開番号(公開出願番号):特開平5-163301
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】不溶解物が少ない高濃度で、かつ、長期間金属に接触しても腐食を発生させないようなセルロースアセテートドープを製造できるようにする。【構成】まず、セルローストリアセテートと溶媒の混合物を作製し、この混合物を溶解機1に導入して常圧、かつ35°Cの条件で60分間攪拌して不完全溶解液を作製する。この不完全溶解液の粘度は、35°Cにおいて640ポイズであった。次に、この不完全溶解液を加熱用熱交換器3で所定温度で加熱及び加圧して完全溶解液とした。この完全溶解液を、冷却用熱交換器4に送り込み35°Cまで冷却し、この状態で冷却用熱交換器4から送り出す。そして、この冷却用熱交換器4ら送り出された完全溶解液の粘度低下率を、不完全溶解液の粘度を基準として2〜11%の範囲にしてある。
請求項(抜粋):
セルロースアセテートを常圧、沸点以下の条件で溶媒に不完全溶解し、該不完全溶解液を熱交換器を通過させてセルロースアセテートを完全溶解する方法において、該熱交換器を通過した完全溶解液の粘度低下率が、熱交換器に導入される前の不完全溶解液の粘度を基準として2〜11%の範囲であることを特徴とするセルロースアセテートの溶解方法
IPC (4件):
C08B 3/06 ,  B01F 1/00 ,  C08J 3/11 CEP ,  C08L 1:00

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