特許
J-GLOBAL ID:200903040610113360

押出成形体用樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333404
公開番号(公開出願番号):特開平7-188478
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 熱安定性が良好で、成形品の経時の黄変が少なく、加工性が良好で、透明性とアンチブロッキング性のバランスに優れ、ヒートシート性などのフィルムに要求される性能が大幅に改良されたフィルムを得ることができる、押出成形用樹脂組成物の提供。【構成】 下記の成分A〜Dを含有する押出成形用樹脂組成物。成分A:特定の性状を有するエチレンと炭素数4以上のα-オレフィンとの共重合体 100重量部成分B:Si等の金属酸化物 0.01〜1重量部成分C:直鎖状モノカルボン酸のモノ又はビスアミド化合物 0.01〜1重量部成分D:特定の酸化防止剤 0.01〜1重量部
請求項(抜粋):
下記の成分A〜Dを含有する押出成形体用樹脂組成物。成分A:以下の?@〜?Cの性状を有するエチレンと炭素数4〜40のα-オレフィンとの共重合体 100重量部?@ メルトフローレート(MFR)が0. 1〜10g/10分?A 密度が0. 88〜0. 935g/cm3?B 温度上昇溶離分別(TREF)によって得られる溶出曲線のピークが1以上存在し、主ピークの温度が30〜100°Cであり、該主ピークの高さをHとし、該主ピークの1/2高さにおける幅をWとしたときのH/Wが1以上であり、該ピークの溶出温度以外の温度において溶出するものが実質的に該溶出曲線に存在することがある?C 温度上昇溶離分別(TREF)による50°Cに於ける溶出量(Y:成分A全量に対する重量%)が以下の条件を満たすものである1) 成分Aの密度(D)が0. 91g/cm3未満であるとき、Y(%)≦-4500D+4105(ただし、Y≦100)2) 成分Aの密度(D)が0. 91g/cm3 以上であるとき、Y(%)≦10成分B:Si,Al,Na,Mg,CaおよびBaからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素の酸化物から構成される無機化合物 0.01〜1重量部成分C:直鎖状モノカルボン酸のモノ又はビスアミド化合物 0.01〜1重量部成分D:下記一般式(I)で示される化合物と、下記一般式(II)又は一般式(II’)で示される化合物との併用物 0.01〜1重量部【化1】[式中、R1〜R5は、それぞれ独立して、水酸基、炭素数1以上の炭化水素基、もしくは水素、酸素、炭素、窒素、リン及び/又は硫黄元素から構成される置換基を示す]【化2】[式中、R1〜R3は、それぞれ独立して、水素、酸素、炭素、窒素、リン及び/又は硫黄元素から構成される置換基を示す]【化3】[式中、R1は水素原子、金属原子または炭素数1〜22の直鎖又は分岐アルキル基を示し、R2は炭素数1〜6の低級アルキルを示す]
IPC (6件):
C08L 23/08 KEC ,  C08K 3/22 ,  C08K 5/13 KER ,  C08K 5/20 KEW ,  C08K 5/50 KFL ,  C08K 5/5333 KFN
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭64-045406
  • 特開平4-213306
  • 特開平3-021607
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