特許
J-GLOBAL ID:200903040630500718

セル受信バッファ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303363
公開番号(公開出願番号):特開平6-152633
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】 セルをデータ伝送単位とするリング状ネットワークシステムの構成要素であるノード装置におけるセル受信バッファ装置の実現において、バッファとして用いるメモリの使用効率を上げるとともに、格納されたフレームデータを上位層から論理的に連続したメモリ空間上のデータとしてアクセスできるようにする。【構成】 セル受信時に書き込み制御部6が受信バッファ部4へペイロードデータ書き込みのための実アドレスを発生するとともに、バッファアドレス変換部7に、フレームデータ全体で連続したアドレス値となるような論理アドレスを与え、前記論理アドレスを与えることで対応する前記実アドレスが得られるようにバッファアドレス変換部7に記録する。上位層から受信バッファ部4へのアクセスを行なう際にはバッファアドレス変換部7へ前記論理アドレスを与え得られる前記実アドレスをアドレスとして与える。
請求項(抜粋):
セルをデータ伝送単位とする伝送路上において複数の論理的なコネクションを多重し、各セルに前記コネクションを識別する情報と複数に分割されたユーザデータを重畳して送受信を行なうデータ伝送装置の受信装置において、受信セルデータからユーザデータを再構成し受信側ユーザに通知するまでの処理中に当該データを格納しておくためのセル受信バッファ装置であって、下位層よりセル情報を受信してセルデータと受信コネクション情報を出力する下位インタフェース部と、前記受信コネクション情報から当該受信コネクションの受信バッファリスト情報を抽出する受信コネクション識別制御部と、各受信コネクションの受信バッファリスト情報を管理する受信コネクション情報管理部と、受信したセルデータをセル単位のリスト構造で格納する受信バッファ部と、上位CPUバスから前記受信バッファ部のセルデータをフレームとして読み出すためのアクセスに応じて論理アドレスと読み出し信号を出力する上位インタフェース部と、前記受信バッファ部へ前記下位インタフェース部が出力するセルデータをリスト構造を保持した状態で格納するために、前記受信バッファリスト情報から前記受信バッファ部への実アドレスを算出し書き込み信号とともに出力するとともに、前記上位CPUインタフェースが出力する論理アドレスを個々の受信コネクションに対してフレームとして論理的に連続したメモリ空間を指すアドレス値となるように実アドレスに対応させて出力する書き込み制御部と、前記書き込み制御部が出力する論理アドレスと実アドレスを対応付け、前記上位インタフェースが出力する論理アドレスを前記受信バッファ部アクセス時の実アドレスに変換するバッファアドレス変換部とから構成されることを特徴とするセル受信バッファ装置。
IPC (2件):
H04L 12/48 ,  H04L 12/42
FI (2件):
H04L 11/20 Z ,  H04L 11/00 330

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