特許
J-GLOBAL ID:200903040633399929

位相差フィルムとその製造方法および液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-140005
公開番号(公開出願番号):特開平8-005838
出願日: 1994年06月22日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】広視野角の位相差板となる液晶オリゴマーフィルムもしくは液晶オリゴマー重合物フィルムおよびそれらの工業的な製造方法、並びに該液晶オリゴマーフィルムともしくは該液晶オリゴマー重合物フィルムと位相差フィルムとを積層した広視野角の複合位相差板およびこれらを用いた視野角特性の優れた液晶表示装置を提供する。【構成】正の屈折率異方性を有し、ネマチック相またはスメクチック相を示す非重合性液晶オリゴマーからなるフィルムで、該液晶オリゴマーはたとえば下記反復単位化1および化2を含む直鎖または環状の液晶オリゴマーであり、該液晶オリゴマー1分子中の反復単位(I)、(II)の数をそれぞれn1 、n2 とするとn1 とn2 との和は、1分子当り平均して4以上10,000以下であり、かつ該フィルムの光学軸がフィルム面から仰角として10°以上80°以下の範囲で傾いていることを特徴とする配向液晶オリゴマーフィルム。【化1】【化2】
請求項(抜粋):
正の屈折率異方性を有し、ネマチック相またはスメクチック相を示す非重合性液晶オリゴマーからなるフィルムで、該液晶オリゴマーは下記反復単位(I)および(II)を含む直鎖または環状の液晶オリゴマーであり、該液晶オリゴマー1分子中の反復単位(I)、(II)の数をそれぞれn1 、n2とするとn1 とn2 との和は、1分子当り平均して4以上10,000以下であり、かつ該フィルムの光学軸がフィルム面から仰角として10°以上80°以下の範囲で傾いていることを特徴とする配向液晶オリゴマーフィルム。【化1】【化2】〔式中、Aは下式(III)または(IV)で表される基であり、式(III)において-Si-O-は式(I)または(II)の主鎖であり、式(IV)において-C-CH2 -は式(I)または(II)の主鎖であり、COO基は(CH2 )k1、(CH2 )k2基と結合する位置にある。式(I)または(II)においてAが式(III)のとき、R1 またはR3 は、それぞれ独立に水素、炭素数1〜6のアルキル基またはフェニル基である。式(I)または(II)においてAが式(IV)のとき、R1 またはR3 は、それぞれ独立に水素または炭素数1〜6のアルキル基である。【化3】【化4】また、k1、k2はそれぞれ独立に2〜10の整数であり、m1、m2はそれぞれ独立に0または1であり、p1、p2、p3はそれぞれ独立に0または1であり、Ar1 、Ar2 、Ar3 、Ar4 、Ar5 はそれぞれ独立に1,4-フェニレン基、1,4-シクロヘキシレン基、ピリジン-2,5-ジイル基またはピリミジン-2、5-ジイル基であり、L1 、L2 、L3 はそれぞれ独立に-CH2 -O-、-O-CH2 -、-COO-、-OCO-、-CH2 -CH2 -、-CH=N-、-N=CH-、-N=N-または【化5】で示される2価の基であり、R2 、R4 はそれぞれ独立に水素、ハロゲン、シアノ基、炭素数1〜10のアルキル基または炭素数1〜10のアルコキシ基である。〕
IPC (7件):
G02B 5/30 ,  C08G 77/04 NUA ,  C08G 77/38 NUF ,  C08L 33/04 LJA ,  C09K 19/40 ,  G02F 1/13 500 ,  C08J 5/18 CER

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