特許
J-GLOBAL ID:200903040636148447
混合液分離装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-232586
公開番号(公開出願番号):特開平8-173709
出願日: 1993年08月11日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 混合液中の被分離液を凝集させて大きな塊にした後、液体の流速を、順次、指数関数的に遅くして、大きな塊となった比重の軽い被分離液を浮上させて分離する。【構成】 容器1内に流入した混合液は、吸着剤収納容器5の吸着剤6中を通して、被分離液の分子を凝集させ大きな塊とする。つヾいて第1の室9内を、下方から上方に流し、第1のレベルになると比重の重い液はオーバーフローさせ、比重の軽い被分離液は浮上させる。オーバーフローした液は、第2の室10内に流れ込み、第1の連通路11を介して第3の室12内に流入する。流入した液を下方から上方に導き、第1のレベルより低い第2のレベルに達するとオーバフローさせ、第4の室13に流れ込み、第2の連通路14を介して、流出口3から排出する。浮上した被分離液は、第2の流出口4から排出する。
請求項(抜粋):
流入口と、第1,第2の流出口とを有する容器と、前記流入口に接続されて前記容器内に設置され、粒状,顆粒状,毛玉状,粉末状,積層メッシュ状,あるいは積層シート状の吸着剤を収納し、前記流入口から前記容器内に流入した液体を、前記吸着剤中に通過させる吸着剤収納容器と、前記容器の軸芯部に設置され、前記吸着剤を通過した液体を下方から上方に導き、前記液体が第1のレベルに達するとオーバーフローさせる第1の室と、前記第1の室と同軸に、かつ、前記第1の室を取り囲むように設置され、前記第1の室からオーバーフローした液体を収納し、下部に連通路を有する第2の室と、前記第2の室と同軸に、かつ、前記第2の室を取り囲むように設置され、前記第2の室の連通路から流入した液体を上方に導き、前記第1のレベルより低い第2のレベルに達するとオーバーフローさせて、液体を前記第1の流出口から前記容器外に流出させる第3の室とを備え、前記第1,第2,第3の室少なくとも何れか一の上方に浮上した比重の軽い液体を、前記第2の流出口から前記容器外に流出させるようにし、かつ、同芯軸状に配置された前記第1,第2,第3の室内を、内部から外部に向かって液体を上下にジグザグに流すことにより、液体の流速を順次指数関数的に遅くするようにしたことを特徴とする混合液分離装置。
IPC (4件):
B01D 17/04 501
, B01D 17/04 502
, C02F 1/28
, C02F 1/40
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