特許
J-GLOBAL ID:200903040645754848

電圧制御発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142074
公開番号(公開出願番号):特開平8-008651
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 発振周波数の可変幅が大きく、発振周波数の安定性が良く、回路構成が簡単で、さらに低消費電力のVCOを提供する。【構成】 インバータ23,33,34、水晶振動子40、帰還抵抗41、及びキャパシタ42,43で構成される水晶発振回路が所定の周波数で発振する。入力電圧Vcが変化すると、電圧制御回路10から出力される制御信号によってPMOS21がゲート制御され、該PMOS21のオン抵抗値が変化する。すると、インバータ23のトランスコンダクタンスが変化し、水晶発振回路の位相が変わり、それが増幅回路30で増幅され、入力電圧Vcの変化に対応した発振周波数の出力電圧Voが出力される。
請求項(抜粋):
入力電圧と第1のノード上の電圧とを差動増幅する第1の差動増幅器、該第1の差動増幅器の出力信号を積分する第1の積分回路、第1の電源電圧と該第1のノードにソース・ドレインが接続され該第1の積分回路の出力信号によってゲート制御される第1のMOSトランジスタ、及び該第1のノードと第2の電源電圧との間に接続された第1の基準抵抗を有する電圧制御回路と、第2と第3のノード間に並列接続された振動子及び帰還抵抗と、前記第2のノードと前記第2の電源電圧との間、及び前記第3のノードと前記第2の電源電圧との間にそれぞれ接続された第1のキャパシタと、前記第1の電源電圧と第4のノードにソース・ドレインが接続され前記第1の積分回路の出力信号によってゲート制御される第2のMOSトランジスタ、該第4のノードに電源端子が接続され前記第2のノード上の信号を反転又は正転させる1段又は複数段の第1のインバータ、及び該第1のインバータの出力端子と前記第2の電源電圧との間に接続された第2のキャパシタを有する位相シフト回路と、1段又は複数段の第2のインバータによって前記第1のインバータの出力信号を増幅し、前記入力電圧に応じた発振周波数の信号を前記第3のノードへ出力する増幅回路とを、備えたことを特徴とする電圧制御発振器。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-283905
  • 特開平3-283904
  • 特開昭64-081507

前のページに戻る