特許
J-GLOBAL ID:200903040650320090

新規なアレルギー疾患治療剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 昭宣
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999003851
公開番号(公開出願番号):WO2000-003703
出願日: 1999年07月16日
公開日(公表日): 2000年01月27日
要約:
【要約】本発明のヒドロキサム酸誘導体を有効成分として含有することを特徴とする医薬は、アレルギー、特にはI型及び/又はIV型等のアレルギーの治療及び/又は予防に有効である。また該医薬は、炎症、鼻炎、結膜炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎(皮膚炎、腸炎等)、アレルギー性消化管炎に対して治療及び/又は予防活性を示す。該医薬は、それを適用することにより、(A)リンパ球等の血球系細胞の患部における細胞集の増殖を抑制する、及び/又は(B)リンパ球等の血球系細胞の患部への移動、浸潤あるいは集積などによる炎症症状を抑制する、及び/又は(C)リンパ球等の血球系細胞、ランゲルハンス細胞、樹状細胞などの細胞の病態生理学的機能を抑制する、及び/又は(D)抗体、特には血漿中IgE量を低下もしくは産生抑制することから、当該患部の疾患あるいは病的な状態の治療及び/又は予防に有用である。
請求項(抜粋):
下記一般式(I):〔式中、R1は、水素、置換されていてもよいアラルキル基、3個の置換分を有するシリル基、テトラヒドロピラニル基、置換されていてもよいアラルキロキシカルボニル基、置換されていてもよいアルキルオキシカルボニル基、置換されていてもよいアルキル基、または水酸基の保護基を表し、 R2は、水素、置換されていてもよいアラルキロキシカルボニル基、置換されていてもよいアルキルオキシカルボニル基、9-フルオレニルメチルオキシカルボニル基、またはアミノ基の保護基を表し、 R3は、水素、水酸基、置換されていてもよいアルキル基、または置換されていてもよいアラルキル基を表し、 R4は、置換されていてもよいアルキル基、または置換されていてもよいアラルキル基を表し、 R5は、-OR9または、を表し、 R9は、水素、置換されてもよいアルキル基、置換されてもよいアラルキル基、またはカルボキシル基の保護基を表し、 R10及びR11は、同一または異なっていてよく、水素、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよい複素環式基、またはアミノ基の保護基を表すか、あるいはR10及びR11はそれらの結合する窒素原子と一緒になって、置換されていてもよい複素環式基を表し、 R6は、水素、水酸基、アミノ基、または-X-Y基を表し、 Xは、酸素、置換されていてもよい(C1-C6)アルキレン基、または置換されていてもよいフェニレン基を表し、 Yは、-A-B基または-B基を表し、 Aは、置換されていてもよい(C1-C6)アルキレン基、酸素、硫黄、イミノ基、または置換されていてもよい(C1-C6)アルキレンイミノ基を表し、 Bは、水素、アミノ基、アミジノ基、アシルイミドイル基、置換されていてもよいイミダゾリル基、置換されていてもよいヒダントイン-1-イル基、保護されていてもよいビスホスホノメチル基、保護されていてもよいグルコピラノシル基、または保護されていてもよいビスホスホノヒドロキシメチル基を表し、 R7は、水素、水酸基、置換されていてもよいアルキル基、または置換されていてもよいアラルキル基を表し、 R8は、水素、水酸基、置換されていてもよいアルキル基、または置換されていてもよいアラルキル基を表す〕で表される化合物、並びにその製薬学的に許容される塩及び溶媒和物から成る群から選ばれた少なくとも一つを有効成分として含有することを特徴とするアレルギー性疾患の予防及び/又は治療剤。
IPC (13件):
A61K 31/16 ,  A61K 31/165 ,  A61K 31/215 ,  A61K 31/35 ,  A61K 31/415 ,  A61K 31/66 ,  A61K 31/7028 ,  A61P 1/00 ,  A61P 11/02 ,  A61P 11/06 ,  A61P 17/00 ,  A61P 27/14 ,  A61P 37/08
FI (13件):
A61K 31/16 ,  A61K 31/165 ,  A61K 31/215 ,  A61K 31/35 ,  A61K 31/415 ,  A61K 31/66 ,  A61K 31/7028 ,  A61P 1/00 ,  A61P 11/02 ,  A61P 11/06 ,  A61P 17/00 ,  A61P 27/14 ,  A61P 37/08

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