特許
J-GLOBAL ID:200903040652320110
水力機械
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072267
公開番号(公開出願番号):特開平7-279813
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 静止部からの振動測定によって、運転中のランナの振動モードを正確に測定する。【構成】 非接触振動センサ12は運転中のランナ2の振動を検出し、振動の信号を発生する。この振動信号はZr・Nの周波数成分及びその高次調波成分を含み、周波数分析装置15は、これらのZr・Nの周波数成分及びその高次調波成分を抽出して、それぞれの周波数成分信号を発生する。トリガー装置13はランナ円周上の所定の位置が静止部の所定の位置に達した時にトリガー信号Trを発生する。初期位相角検出装置16はトリガー信号Trに対する上記抽出された各周波数成分信号の初期位相角を検出し、演算装置15は周波数分析装置の各周波数成分信号の大きさと各周波数成分信号の初期位相角とに基づき振動モード変位パターンを計算し、これらの各振動モード変位パターンを合算してランナの実振動モード変位パターンを算出する。
請求項(抜粋):
複数枚のランナ羽根を有するランナと、このランナの外周側に円形翼列状に配置された複数枚のガイドベーンとを具備する水力機械において、上記ランナの外縁部に近接した静止部に設置されランナ振動の信号を発生する非接触振動センサと、上記非接触振動センサの上記ランナ振動信号から、Zr・N(Zrは上記ランナ羽根の枚数であり、Nは回転同期周波数である)の周波数成分及びその高次調波成分を抽出してそれぞれの周波数成分信号を発生する周波数分析装置と、上記ランナ円周上の所定の位置が上記静止部の所定の位置に達した時にトリガー信号を発生するトリガー装置と、上記トリガー信号に対する上記抽出された各周波数成分信号の初期位相角を検出する初期位相角検出装置と、上記周波数分析装置の各周波数成分信号の大きさと上記初期位相角検出装置によって検出された各周波数成分信号の初期位相角とに基づきランナ振動モードの変位パターンを算出しそれらを合算する演算装置とを具備することを特徴とする水力機械。
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