特許
J-GLOBAL ID:200903040664148517
高濃度ミネラル液製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
最上 正太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-009472
公開番号(公開出願番号):特開平5-192666
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、鉄、マンガン等のミネラルの外、アミノ酸、フミン酸、ビタミン類、糖類等の有機質を含み、希釈して飲用でき、土壌改良剤、食品用水添加剤、殺菌防臭剤、水質保全剤などとして広く利用できる高濃度ミネラル液を製造する方法を提供する。【構成】10%以上90%以下の腐植土と残部が泥炭など石炭化度の低い石炭から成る混合物に、0.5%以上5%以下の濃硫酸、1%以上3%以下のエチルアルコール及び8%以上15%以下の水を添加し、60°C以上90°C以下の温度に加熱、攪拌し反応を行わせ、次いで、これを4日以上10日以下の期間放置して醗酵、熟成させた後、これに重量で30倍以上100倍以下の水を加え、曝気しながら、7日以上15日以下の期間熟成させ、更に、固形物を濾過して得た濾液を5日以上10日以下の期間放置して沈澱及び熟成を行わせた後、その上澄液を採取し、精密濾過した後、加熱殺菌し、、最後に重量比で0.1%以上3%以下のエチルアルコールを添加する。
請求項(抜粋):
下記(1)ないし(8)の工程から成ることを特徴とする高濃度ミネラル液製造方法。(1)重量比(以下同様)で、10%以上90%以下の腐植土と、残部が石炭化度の低い石炭から成る混合物を原料とし、これに0.5%以上5%以下の濃硫酸、1%以上3%以下のエチルアルコール及び8%以上15%以下の水を添加し、60°C以上90°C以下の温度に加熱、攪拌する工程。(2)前工程により製造した原料を、4日以上10日以下の期間(以下、第一熟成期間という)放置して醗酵、熟成させる工程。(3)第一熟成期間中熟成させた原料に、重量で30倍以上100倍以下の水を加え、曝気しながら、7日以上15日以下の期間(以下、第二熟成期間という)熟成させる工程。(4)第二熟成期間中熟成させた原料から固形物を濾過し、濾液を採取する工程。(5)前工程により採取した濾液を、5日以上15日以下の期間(以下、第三熟成期間という)放置して沈澱及び熟成させる工程。(6)第三熟成期間中熟成させた濾液の上澄液を採取し、精密濾過する工程。(7)前工程により得られた濾液を加熱殺菌する工程。(8)前工程で得られた液に0.1%以上3%以下のエチルアルコールを添加する工程。
前のページに戻る