特許
J-GLOBAL ID:200903040674136711

偏向走査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037706
公開番号(公開出願番号):特開2000-235160
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 確実に潤滑流体の飛散や漏れ出しを防止して、潤滑流体を安定的に保持し光学部品の汚染を防止する。【解決手段】 必要量の潤滑流体を充填したスリーブ21に回転軸20を挿入すると、動圧ラジアル軸受として必要な潤滑流体以外の潤滑流体は油保持部材31に設けられた油溜り部31aに保持され、回転軸20が回転すると、スリーブ21に形成された浅溝28に位置する潤滑流体は動圧軸受として作用する。一方、油溜り部31aに位置する潤滑流体は回転軸20の遠心力によって連れ回され、また組立時に混入した空気の泡や潤滑流体全体が回転による熱の作用によって膨張し、潤滑流体が油溜り部31aに留まれなくなると、油溜り部31aから開口部方向へ滲み出す。このとき、開口部には油保持部31bが設けられているので、この部分の潤滑流体を回転軸20との表面張力によって、潤滑流体が外に滲み出すことを防止することができる。
請求項(抜粋):
相互に回転可能に嵌合する軸とスリーブを有し、前記軸の外周面と前記スリーブの内周面の間に動圧発生用の浅溝を形成し、前記軸又はスリーブに固定した回転鏡を回転駆動するための動圧軸受とした偏向走査装置において、前記軸とスリーブ間に潤滑流体を充填し、前記スリーブの動圧発生部よりも開口部側に油溜り部及び油保持部から成る油保持部材を設けたことを特徴とする偏向走査装置。
IPC (2件):
G02B 26/10 102 ,  B41J 2/44
FI (2件):
G02B 26/10 102 ,  B41J 3/00 D
Fターム (4件):
2C362BA10 ,  2H045AA25 ,  2H045AA33 ,  2H045AA43

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