特許
J-GLOBAL ID:200903040689112614

燃料改質器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-012159
公開番号(公開出願番号):特開平8-208202
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】改質管の熱変形に起因する粒状改質触媒の圧壊の低減を図った燃料改質器を提供する。【構成】この発明による燃料改質器は従来例に対し、触媒層3と、全ての伝熱フィンが除かれた改質管8を用いている。触媒層3は、改質管8に形成された内側環状空間86内に設置され、金属板製で環状形をなし,中間筒体81との間に粒状改質触媒61の外形寸法よりも小さい寸法の間隙が形成される外径寸法を持ち,その内周面で内側筒体82の外周面に溶接により固着され,互いに同一の寸法ΔH0 の間隔で隔てられて設置される複数の仕切板32と、各仕切板上に粒状改質触媒を充填することで形成された個別触媒層31とを備えている。仕切板には、粒状改質触媒の外形寸法よりも小さい径の貫通穴321が多数形成されている。第2段目以下の個別触媒層には、上面31aと、原料ガス9aが通流する方向に隣合う仕切板との間に、空間311が設けられている。
請求項(抜粋):
改質管と、バーナとを備え、改質管は、筒状の中間筒体と、この中間筒体を挟んでその内外にそれぞれ間隔を隔てて同心状に配設され,一方の端部を中間筒体の一方の端部から離して互いに塞ぎ板で塞がれた内側筒体および外側筒体と、中間筒体と内側筒体との間に作られた空間に粒状改質触媒を充填することで形成された触媒層とを有し、内側筒体の触媒層側の面には粒状改質触媒への熱伝達を向上するための複数のフィンが装着されており、バーナは、改質管の内側部分に設置され、触媒層を加熱するための熱媒体を、少なくとも、内側筒体の内周面側および外側筒体の外周面側に供給するものであり、熱媒体により加熱された触媒層により,炭化水素系の原燃料を水蒸気改質を行うことで水素に富む改質ガスに改質するものである、燃料改質器において、改質管に形成される触媒層は、原燃料が通流する方向に沿って間隔を隔てて設置された複数の仕切板と、この仕切板の上に粒状改質触媒が充填されることで形成されると共に,粒状改質触媒が充填される仕切板に接する面とは反対側となる面と,粒状改質触媒が充填される仕切板に対して原燃料が通流する方向に隣合う仕切板との間に,空間が設けられるてなる複数の個別触媒層とを備え、それぞれの仕切板には原燃料,および/または,改質ガスを通流させるための複数の貫通穴が形成されてなることを特徴とする燃料改質器。
IPC (5件):
C01B 3/38 ,  B01J 8/04 311 ,  B01J 8/06 301 ,  C10G 11/20 ,  H01M 8/06

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