特許
J-GLOBAL ID:200903040691449359

情報転送システムおよび情報転送システムの論理的トポロジ構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-071164
公開番号(公開出願番号):特開2004-282409
出願日: 2003年03月17日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】情報転送システムの異常発生や機能停止を防止する。【解決手段】ノードが健在であることを示すために、マスタノードは定期的に調停RPDUを送信する。各スレーブノードは上位ポートを常に監視していて、一定時間以上調停RPDUを受信しない場合には現行のトポロジ情報を廃棄し、マスタノードに復帰し、自ら調停を開始する。これによって、・マスタノードがダウンした場合には一定時間経過後に全てのスレーブノードがそれに気がつき、・スレーブノードがダウンした場合には一定時間経過後にそのスレーブの下流にいる全スレーブがそれに気がつくことができ、論理トポロジ構築作業を再開することができ、ノードダウンを防止する。他に、メッセージ損失対策、キャッシュクリア、アドレス学習禁止、メッセージ無限巡回の防止、自発的ブロッキングを含む。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多数のフレーム転送装置間で情報転送するため、各フレーム転送装置をノードとし、物理的にループを含むトポロジから不要なリンクを論理的に切断し、各ノード間をループのない論理的トポロジを構築するポートステート制御機構、および前記ノード間の通信障害発生時に論理的トポロジを再構築する再調停トリガ機構を備え、 前記ポートステート制御機構は、リングトポロジにある各ノードにおいて、ブロッキング状態のポートからブロッキング要求を出す手段と、この要求による調停に負けたノードはブロッキング状態に遷移させ、上位ノードに対してブロッキング要求受理を通知する手段と、ブロッキング要求受理を通知されたノードは直ちにブロッキング状態を解除してフォワーディンング状態に遷移させる手段とを備え、 前記再調停トリガ機構は、ハードウェア的に通信障害を検出したノードのポートをブロッキング状態にし、トポロジ情報をクリアし、トポロジ復旧メッセージを次のノードに転送する手段と、前記メッセージを受信したノードはトポロジ情報を捨ててマスタノードとなり次のノードに対して調停を開始する手段とを備えた情報転送システムであって、 前記マスタノードは互いのトポロジ情報を交換し、その優先順位を比較することでノード間の上下関係を決定し、最終的にはポートロールを決定する調停RPDUを定期的に送信する手段を設け、 前記スレーブノードは、マスタノードからの前記調停RPDUが一定時間以上来なくなったときに、再調停トリガRPDU受信の有無に拘わらず直ちにマスタノードに復帰する手段を設けたことを特徴とする情報転送システム。
IPC (1件):
H04L12/44
FI (1件):
H04L12/44 Z
Fターム (10件):
5K033AA05 ,  5K033AA06 ,  5K033CB06 ,  5K033DA14 ,  5K033DA15 ,  5K033DB03 ,  5K033DB12 ,  5K033DB17 ,  5K033DB18 ,  5K033EC04

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