特許
J-GLOBAL ID:200903040699559544

外周球面リングの製造方法及びその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205248
公開番号(公開出願番号):特開平9-029382
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 鍛造加工による外周球面リングの成形後に、内外周の切削加工を必要とせず生産性を向上でき、球状外径リングを低コストで提供すること。【解決手段】 最終製品としての外周球面リングRにおける端面の直径Aと同じ外径Aで、かつ軸方向の長さCを、球面状に膨出成形するのに必要な体積を見込んで最終製品としての外周球面リングの軸方向の長さDよりも長寸とした円筒状ブランクX3を、対称形状の半割球面成形部21a,31aをもつダイ6とパンチ11とにおけるダイ側に中央ガイドピン23を介して挿入し、パンチ11とダイ6との密着による密閉状の成形空間部内に円筒状ブランクX3を内在させた状態で、上記ブランクX3の軸方向両端面を圧縮するように打ち込み、該ブランクX3の中間部分を両半割球面成形部21a,31a内に膨出させて外周球面と所定径の貫通穴bを有する外周球面リングRを成形する。
請求項(抜粋):
外周が球面状に膨出された外周球面リングを製造する方法であって、最終製品としての外周球面リングにおける端面の直径と同じ外径で、かつ軸方向の長さを、球面状に膨出成形するのに必要な体積を見込んで最終製品としての外周球面リングの軸方向の長さよりも長寸とした円筒状ブランクを、対称形状の半割球面成形部をもつダイとパンチとにおけるダイ側に中央ガイドピンを介して挿入し、上記パンチをダイに密着させてこれらダイとパンチとによる密閉状の成形空間部内に上記円筒状ブランクを内在させた状態で、上記円筒状ブランクの軸方向両端面を圧縮するように打ち込むことにより、該円筒状ブランクの中間部分を上記両半割球面成形部内に膨出させて外周を球面状に形成すると共に所定径とした貫通穴を形成したことを特徴とする外周球面リングの製造方法。
IPC (2件):
B21K 21/06 ,  B21K 1/02
FI (2件):
B21K 21/06 B ,  B21K 1/02

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