特許
J-GLOBAL ID:200903040703010099

エラストマー状オレフィン系共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108309
公開番号(公開出願番号):特開平5-262826
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、バナジウム含有量の極めて少ないEPMやEPDMを、脱灰工程なしに、生産効率よく製造する方法に関する。【構成】本発明のEPM、EPDM製造方法は、V(AcAc)3などのバナジウム化合物とハロゲン化アルキルアルミニウム等の有機アルミニウムからなる触媒を用いて、液体プロピレン中で、懸濁状態でエチレン、プロピレン、及び必要に応じて非共役ジエンを共重合する方法であって、活性化剤としてエチルモノクロロマロン酸エステル及びエチルジクロロマロン酸エステルを併用し、且つ、エチルジクロロマロン酸エステルを過剰に用いるというものである。【効果】バナジウム含有量10ppm以下のEPMやEPDMが、脱灰工程なしに得られる。又、重合系中のスラリー濃度を25%以上と高くすることができるので、生産性が大幅に向上する。
請求項(抜粋):
?@バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物とを触媒として、?A液体プロピレン中で、エチレンとプロピレン、或いはエチレンとプロピレンと非共役ジエン系炭化水素を共重合し、エラストマー状オレフィン系共重合体を製造する方法であって、(a)活性化剤としてアルキルモノハロゲノマロン酸エステル及びアルキルジハロゲノマロン酸エステルを併用し、且つ、(b)アルキルモノハロゲノマロン酸エステルに対してアルキルジハロゲノマロン酸エステルを等量か又は過剰に用いる、エラストマー状オレフィン系共重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F210/16 MJM ,  C08F 4/68 MFG

前のページに戻る