特許
J-GLOBAL ID:200903040706248207

トラクションコントロール時に制動介入を迅速化する方法及び方法を実施する油圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-097612
公開番号(公開出願番号):特開平6-087426
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 低温時の圧力媒体の粘度上昇によるポンプ操作の妨害を除去し、制動介入の迅速化をはかる。【構成】 油圧ブレーキ装置1の圧力媒体リザーバ3から取出された圧力媒体が、ポンプ25へのバイパス内を、少なくとも1つのホイールブレーキ6,7の方向へ圧送される。ブレーキパイプ10,11からの圧力媒体を吸込パイプ26へ送る圧力制限弁34が備えられている。
請求項(抜粋):
圧力媒体リザーバとトラクションコントロール装置とを有する自動車用油圧ブレーキ装置の場合に、トラクションコントロール時に制動介入を迅速化する方法であって、前記トラクションコントロール装置がポンプにより吸込パイプを介して圧力媒体を吸込可能、かつ少なくとも1つのホイールブレーキに通じるブレーキパイプ内へ供給可能である形式のものにおいて、トラクションコントロール装置(40,40a,40b,40c)のポンプがカットインされることによるトラクションコントロールの開始時に、付加的に少なくとも1つのブレーキライニングの押圧を加速するため、ブレーキ装置(1,1a,1b,1c)の圧力媒体リザーバ(3)から圧力媒体を取出し、ポンプ(25,25′)へのバイパス内を、少なくとも1つの駆動ホイールの少なくとも1つのホイールブレーキ(4,5,6,7)の方向へ圧送することを特徴とする、トラクションコントロール時に制動介入を迅速化する方法。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  B60T 13/12

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