特許
J-GLOBAL ID:200903040711341479

厚肉部を有する金属条材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 乗松 恭三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-132705
公開番号(公開出願番号):特開平8-300167
出願日: 1995年05月02日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 長手方向の一部の領域に厚肉部を有するが、応力集中を生じるノッチの無い金属条材を安価に製造する方法を提供する。【構成】 肉厚の異なる金属条材1、2を用意し、その端面同士を突合わせ、その接合部を液相拡散接合法によって接合することで、高強度に接合した且つ熱歪、加工歪等のあまり無い金属条材接合体を作り、更に、その接合中若しくは接合後に、赤熱状態とした接合部に軸方向の圧縮力を加えて該接合部を増肉させ、その両側に盛り上がり4A、5Aを生じさせ、金属条材の端面同士を突合わせて接合した際に生じる側面段差に由来する直角状の鋭い内コーナーをこの盛り上がり4A、5Aで消滅させ、前記内コーナーに起因するノッチを無くす。
請求項(抜粋):
肉厚の異なる金属条材の端面同士を突合わせ接合して、長手方向の少なくとも一部の領域に厚肉部を有する金属条材を製造する方法であって、上記突合わせ接合を、接合すべき金属条材より融点の低いインサート金属材を接合すべき面間に介在させて、上記インサート金属材を含む接合に関わる部分をインサート金属材の融点以上に加熱し、インサート金属材の成分を両側の金属条材中に拡散させて接合する液相拡散接合法によって行い、その液相拡散接合工程中若しくはその後に、突合わせ接合部を赤熱下で金属条材軸方向に圧縮して増肉させることにより、上記突合わせ接合部の側面段差に由来する直角状の鋭い内コーナーを増肉変形を以て消滅させることを特徴とする厚肉部を有する金属条材の製造方法。
IPC (2件):
B23K 20/00 310 ,  B23K 20/00
FI (2件):
B23K 20/00 310 L ,  B23K 20/00 310 A

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