特許
J-GLOBAL ID:200903040711829625

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275508
公開番号(公開出願番号):特開平5-112118
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 車両前席への送風量を大きく減らすことなく、かつリアフット取出口の空気温度をフロントフット取出口の空気温度よりも相対的に高くすることのできる車両用空調装置の提供。【構成】 ヒータコア4の下流に紙面垂直方向に4枚の仕切り板19を重ならないように配設する。これによってできた5つの通路のうち、2番目の通路20と4番目の通路20とにそれぞれリアフット取出口18を対向させる。また2番目の通路20と4番目の通路20とにそれぞれ冷風カット板22を配設する。エアミックスダンパの開口部が冷風カット板22と対向する位置にあるときは、リアフット取出口18へ冷風は流れず、ヒータコア4からの温風のみが流れる。フロント側吹出口へは温風と冷風とが流れるのでフロントフット取出口における空気温度はリアフット取出口18における空気温度よりも低くなる。
請求項(抜粋):
ダクトを介して車室内へ空気を送風するブロワと、該ブロワの下流に配設され、前記空気を冷却するエバポレータと、前記エバポレータの下流に配設され、前記空気を加熱するヒータコアと、前記エバポレータによって冷却された冷風が前記ヒータコアをバイパスして通るための冷風通路と、前記ヒータコアを通る前記空気の量と前記冷風通路を通る前記空気の量とを調節するエアミックスダンパと、前記エアミックスダンパをマックスホットモード位置からマックスクールモード位置までの間で駆動する駆動手段と、前記エアミックスダンパによってエアミックスされた前記空気を前記車室内の前席側足元へ導くために前記ダクト内に設けられたフロントフット取出口と、前記エアミックスダンパによってエアミックスされた前記空気を前記車室内の後席側足元へ導くために前記ダクト内に設けられたリアフット取出口と、前記後席側足元と前記リアフット取出口とを連結するリアフットダクトとを有する車両用空調装置において、前記エアミックスダンパの下流かつ前記冷風通路内であるところの領域を、前記冷風が前記フロントフット取出口へ向かって通るためのフロント通路と、前記冷風が前記フロントフット取出口および前記リアフット取出口の両方に向かって通るためのフロントリア共用通路とに分割する仕切り部と、前記マックスホットモード位置と前記マックスクールモード位置との実質中間位置と前記マックスホットモード位置との間を前記エアミックスダンパが移動するとき、前記フロントリア共用通路を遮蔽する遮蔽部材とを有することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00 103

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