特許
J-GLOBAL ID:200903040715492986

増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231135
公開番号(公開出願番号):特開平10-075134
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 入力信号に高周波成分が重畳された際の増幅回路の誤動作を抑制する。【解決手段】 第1差動増幅器20は反転入力端子および非反転入力端子へそれぞれ供給される第1入力信号と第2入力信号との差に応じた増幅出力信号を発生する。高周波抽出回路をなすコンデンサC1,C2が第1および第2入力信号からこれらの入力信号に重畳された高周波成分をそれぞれ抽出し、これが第1差動増幅器20と同一の構成を有する第2差動増幅器22の反転入力端子および非反転入力端子に供給される。補正回路をなす第3差動増幅器24は第2差動増幅器22からの検出出力信号に基づき第1差動増幅器20から出力される増幅出力信号の高周波成分を相殺する。これにより、増幅回路にノイズである高周波成分が印加されてもそれによる入出力特性変動を抑制でき、誤動作が防止される。
請求項(抜粋):
反転入力端子および非反転入力端子へそれぞれ供給される第1入力信号と第2入力信号との差に応じた増幅出力信号を発生する差動増幅器と、前記第1および第2入力信号からこれらの入力信号に重畳された高周波成分をそれぞれ抽出する高周波抽出回路と、前記差動増幅器と同一の構成を有し、前記第1入力信号から抽出された高周波成分が反転入力端子に供給され、前記第2入力信号から抽出された高周波成分が非反転入力端子に供給され、前記高周波成分に応じた検出出力信号を発生する高周波検出用差動増幅器と、前記検出用差動増幅器からの検出出力信号に基づいて前記差動増幅器から出力される前記増幅出力信号を補正する補正回路と、を備えることを特徴とする増幅回路。

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