特許
J-GLOBAL ID:200903040722841953

カラーフィルタ及びカラー画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294453
公開番号(公開出願番号):特開平9-189809
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 反射方式の投射型カラー画像表示装置において、光の利用率がより有利になるカラーフィルタとそれを利用したカラー画像表示装置を提供する。【解決手段】 透過型ホログラムを用いたカラーフィルタ3で3原色の各色に係るS偏向成分を回折分光して空間光変調部のLCDパネル1側の画素電極13r,13g,13bへ集光させる。LCDパネル1側の光変調層16で変調されてP偏向成分となった反射光がカラーフィルタ3へ入射するが、カラーフィルタ3はそのP偏向成分をそのまま透過させるため、その透過光を投射光として用いる。カラーフィルタ3ではS偏向成分を100%近い回折効率で回折しながらP偏向成分の回折効率を18%以下に抑制でき、従来のように光源側へ戻る変調光を偏光ビームスプリッタで分離して投射光を得る場合より、光利用率とコントラスト比を高くできる。
請求項(抜粋):
ホログラムを用いたカラーフィルターであって、入射光を波長帯域が異なる複数の光に回折分光し、その回折分光された各波長帯域の光を対応した色画素位置へ選択的に集光させるカラーフィルタにおいて、そのホログラムが、所望の入射角の入射光に対して入射面に垂直な振動面を有するS偏光成分(以下、単にS偏光成分という)の回折効率を略最大としながら、そのS偏光成分の回折効率と入射面に平行な振動面を有するP偏光成分(以下、単にP偏光成分という)の回折効率の差が30%以上になる特性を有し、主にS偏光成分を回折分光して対応した色画素に集光させることを特徴としたカラーフィルタ。
IPC (6件):
G02B 5/20 101 ,  G02B 5/20 ,  G02B 5/32 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 505 ,  G03B 21/00
FI (6件):
G02B 5/20 101 ,  G02B 5/20 ,  G02B 5/32 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 505 ,  G03B 21/00 D
引用特許:
出願人引用 (6件)
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