特許
J-GLOBAL ID：200903040727061123
磁気記録媒体
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
下田 容一郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-296231
公開番号（公開出願番号）：特開平7-153052
出願日： 1993年11月26日
公開日（公表日）： 1995年06月16日
要約：
【要約】【目的】 磁気記録媒体の厚さを薄くしつつ周波数の全域において高い再生出力値を発揮する。【構成】 ポリエチレンナフタレートフィルムからなる支持体1の一面側に磁性層2を形成し、他面側にバックコート層3を形成し、全体としての厚さを4〜8μmとし、そして磁性層2を所定の特性の磁性粉を用いて形成するとともに、支持体1の長手方向のヤング率及び幅方向のヤング率を所定値以上とすることで磁気記録媒体を薄肉化した場合の不利をなくし、高密度記録が可能になる。
請求項（抜粋）：
ポリエチレンナフタレートフィルムからなる支持体表面にバインダと磁性粉とを混練した磁性塗料を塗布して磁性層を形成した磁気記録媒体において、この磁気記録媒体は全体の厚さを4乃至8μmとし、前記磁性粉は以下の(数1)にて表わされるとともに、針状比が5乃至15、長軸長が0.05乃至0.15μm、飽和磁化量(σs)が160乃至210emu/gであり、また前記磁性層の長手方向の保磁力(Hc)は1500乃至2500(Oe)、飽和磁束密度(Bm)は4000乃至7000(G)とされ、更に前記支持体の長手方向のヤング率By(MD)及び幅方向のヤング率By(TD)は共に500(Kg/mm2)以上であり、且つ長手方向のヤング率By(MD)と幅方向のヤング率By(TD)の合計値は1500(Kg/mm2)以上であることを特徴とする磁気記録媒体。【数1】
IPC (4件)：
G11B 5/70
, C01G 49/00
, G11B 5/706
, H01F 1/047
