特許
J-GLOBAL ID:200903040728309897

車両の舵角・ロール総合制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005687
公開番号(公開出願番号):特開平5-193332
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】舵角制御装置とロール制御装置とを備えた車両で、ロール制御装置によるロールモードを変化させることなく舵角制御装置による舵角変化を行う。【構成】舵角コントローラから特性補正要求があったときには、前輪側のロール剛性分担分を増加させる可変ゲインKF,KR を設定し(ステップS37)、且つ前回及び今回の後輪舵角検出値δR から舵角変化量ΔδR を算出し(ステップS30)、さらにラテラル方向リンクの対地傾角θ1,θ2 をロール方向瞬間回転中心として算出し(ステップS31)、後輪舵角変化量ΔδR 及び対地傾角θ1,θ2 に基づいて後輪舵角変化によるロールモーメントに対応する補正圧力ΔPを算出し(ステップS32)、この補正圧力ΔPで横加速度に応じた後輪側の圧力指令値VRL, VRRを外輪側で減算、内輪側で加算となるように補正し(ステップS33)、後輪舵角変化によるロールモーメント量を相殺するロールモーメントを発生させる。
請求項(抜粋):
前輪及び後輪の少なくとも一方の舵角を補助操舵可能な舵角制御装置と、車両のロールを少なくとも過渡的に制御可能なロール制御装置とを備えた車両において、前記車両のサスペンションジオメトリに基づいて車両走行状態におけるロール方向瞬間回転中心を演算する回転中心演算手段と、該回転中心演算手段のロール方向瞬間回転中心と前記舵角制御装置の舵角制御変化量とに基づいて舵角制御によってサスペンションリンクに発生するロールモーメント量を演算するロールモーメント量演算手段と、該ロールモーメント量演算手段のロールモーメント量を相殺するように前記ロール制御装置による制御を補正するロール制御補正手段とを備えたことを特徴とする車両の舵角・ロール総合制御装置。
IPC (7件):
B60G 17/015 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D105:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D131:00

前のページに戻る