特許
J-GLOBAL ID:200903040731887478

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-343328
公開番号(公開出願番号):特開2003-146020
出願日: 2001年11月08日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】氷上性能を向上するとともに、雪上性能及び排水性能も向上することができる空気入りタイヤを得る。【解決手段】横断溝32Lは中間陸部22Lで終端しているため、中間陸部22Lの剛性を向上でき氷上性能を向上できる。センター陸部14Lには複数の横溝16Lが形成され、内側周方向溝20Lのトレッド端側縁がタイヤ周方向と略平行に形成されているため、特にトレッド部中央領域CWの排水性を向上できる。トレッド部42全体のネガティブ率が28%乃至37%の範囲に設定されているため、排水性機能を維持した状態で接地面積を増加させることができ氷上性能を向上できる。トレッド幅H/5のトレッド部中央領域CWのネガティブ率がトレッド部42全体のネガティブ率よりも小さくなっているため、特にトレッド部中央領域CWにおいて陸部体積を増加でき氷上ブレーキ性能を向上できる。
請求項(抜粋):
タイヤ赤道線のタイヤ軸方向外側に位置する1対の第1の周方向溝と、前記第1の周方向溝のタイヤ軸方向外側に位置する1対の第2の周方向溝と、前記第1の周方向溝のタイヤ軸方向内側に位置するセンター陸部と、前記第1の周方向溝と前記第2の周方向溝との間に位置する中間陸部と、前記第2の周方向溝のタイヤ軸方向外側に位置するショルダー陸部と、タイヤ周方向に隣接して形成されるとともに前記ショルダー陸部から前記中間陸部に亘って形成され該中間陸部で終端した複数の横断溝と、からなるトレッド部を有し、前記センター陸部、前記中間陸部及び前記ショルダー陸部の表面に複数のサイプが形成された空気入りタイヤであって、前記センター陸部には複数の横溝が形成され、該横溝により該センター陸部はタイヤ周方向にブロック状に形成され、前記第1の周方向溝のトレッド端側縁は、タイヤ周方向と略平行に延びて形成され、前記第1の周方向溝のタイヤ赤道線側縁は、タイヤ周方向に対して傾斜して形成され、前記横断溝は、前記ショルダー陸部から前記中間陸部に亘って略タイヤ軸方向に延びる横断溝本体部と、前記横断溝本体のタイヤ軸方向内側端部からタイヤ周方向に隣接する横断溝に向かって延びて終端し、かつタイヤ周方向に対する傾斜角度が前記横断溝本体部の傾斜角度よりも小さい横断溝補助部と、で構成され、前記トレッド部全体のネガティブ率が28%乃至37%の範囲に設定され、かつ、前記トレッド部全体のトレッド幅の1/5に相当する幅を有したトレッド部中央領域のネガティブ率は、前記トレッド部全体のネガティブ率よりも小さいことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/11 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/12
FI (3件):
B60C 11/11 D ,  B60C 11/12 C ,  B60C 11/04 D

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