特許
J-GLOBAL ID:200903040732496553

電力系統の異常振動防止方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027148
公開番号(公開出願番号):特開平6-225457
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 異常振動の防止を図りつつ、系統制御装置の能力を最大限に活用できるようにする。【構成】 電力系統を安定に運転できる運転制御方式は、電源1、送電系統3等からなる電力系統と、運転状態データ及び操作信号に基づいて運転制御信号を形成して前記電力系統の運転を行う系統制御装置40とからなる。この運転制御方式に本発明の電力系統の異常振動防止方式が適用される。この電力系統の異常振動防止方式は、上記運転制御方式に振動抑制制御系7を付加してなる。振動抑制制御系7は、上記電力系統の運転状態データ(交流電圧、電流、及び直流電圧、電流)を取込み、各運転状態データに固有値解析を適用し、その適用結果の固有値によって異常振動の有無を判定し、かつ振動の発生が予測されるときに振動抑制信号を変換器用制御系40に与えて振動の発生を未然に抑える。
請求項(抜粋):
発電機、送電線、及び変圧器等からなる電力系統と、前記電力系統の状態データを取込み、この状態データ及び操作信号に基づいて運転制御信号を形成して前記電力系統の運転を行う系統制御装置とを具備し、前記電力系統を安定に運転できる運転制御方式において、前記電力系統の運転状態データを取込み、各運転状態データに固有値解析を適用し、その適用結果の固有値によって異常振動の有無を判定し、かつ振動の発生が予測されるときに前記固有値を基に得た前記振動抑制信号を前記系統制御装置に与える振動抑制制御手段を設けたことを特徴とする電力系統の異常振動防止方式。

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