特許
J-GLOBAL ID:200903040733665502

可撓性膜製起伏堰

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001807
公開番号(公開出願番号):特開平8-189022
出願日: 1995年01月10日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 機械式自動倒伏装置を改善して複数の堰の確実な同時倒伏を可能ならしめた多連式の可撓性膜製起伏堰を提供する。【構成】 一端が堰上流の河川内に開放する上流水位検知管6の途中に逆U字管7を接続してレベルBの水位で第1貯水バケット8aに注水が行われるようにし、このバケットの重みで止水弁14を開く。また、この止水弁を通った水を検知管6から第2貯水バケット8bに流入させ、この第2貯水バケットの重みで各堰の重り付排気弁10を開く構成にしたので、堰の数と同数ある第2貯水バケット8bへの注水に時期的なずれが起こらず、複数の堰の同時倒伏が確実に起こる。
請求項(抜粋):
可撓性膜で作られた袋状堰体を河床に取付け、この堰体を、流体の注入、排出で膨張、収縮させて起伏させる堰を、堰柱を介して河川を横断する方向に複数基設置して成る多連式の起伏堰において、一端が堰上流の河川に開放し、他端は堰の操作室に至る上流水位検知管と、頂部高さを堰の自動倒伏水位に設置して前記操作室内で上流水位検知管の途中に接続した逆U字管と、この逆U字管から注水する第1貯水バケットと、前記上流水位検知管の途中に設けた止水弁と、この止水弁よりも管の他端側で上流水位検知管から注水する堰の数と同数の第2貯水バケットと、第1貯水バケットを前記止水弁に、第2貯水バケットを各堰の流体排出弁に各々連結する動力伝達部材とで構成され、各貯水バケットが所定貯水量になると下降し、その変位で各バケットに連結した弁が開く構造の機械式自動倒伏装置を備えたことを特徴とする可撓性膜製起伏堰。

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