特許
J-GLOBAL ID:200903040735321770

還流特性に優れたヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-038404
公開番号(公開出願番号):特開2004-245550
出願日: 2003年02月17日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】多孔質体ウイックを備えたヒートパイプにおける液相作動流体の還流を促進して熱輸送能力を向上させる。【解決手段】気密状態に密閉されたコンテナ2の内部に凝縮性の作動流体が封入されるとともに、液相の作動流体を毛細管圧力によって還流させる多孔質体からなるウイック5が前記コンテナの内部に設けられ、そのコンテナ2の一部が外部からの入熱によって前記作動流体を蒸発させる蒸発部3とされ、かつ他の一部が外部に対して放熱することにより前記作動流体蒸気を凝縮させる凝縮部4とされているヒートパイプであって、前記多孔質体5に形成されている空孔の断面積より大きい流路断面積を備えかつ蒸発部3に向けて液相の作動流体を流動させる直流還流路6が設けられている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
気密状態に密閉されたコンテナの内部に凝縮性の作動流体が封入されるとともに、液相の作動流体を毛細管圧力によって還流させる多孔質体からなるウイックが前記コンテナの内部に設けられ、そのコンテナの一部が外部からの入熱によって前記作動流体を蒸発させる蒸発部とされ、かつ他の一部が外部に対して放熱することにより作動流体蒸気を凝縮させる凝縮部とされているヒートパイプにおいて、 前記多孔質体に形成されている空孔の断面積より大きい流路断面積を備えかつ蒸発部に向けて液相の作動流体を流動させる直流還流路を備えていることを特徴とする還流特性に優れたヒートパイプ。
IPC (1件):
F28D15/02
FI (4件):
F28D15/02 101L ,  F28D15/02 102H ,  F28D15/02 103B ,  F28D15/02 103G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 平板状ヒートパイプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-191926   出願人:株式会社フジクラ
  • 特開昭51-044357

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