特許
J-GLOBAL ID:200903040736172868

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-015309
公開番号(公開出願番号):特開平8-049585
出願日: 1995年02月01日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 確実に空燃比を理論空燃比付近に収束させ、有害成分の大気中への排出を未然に防止すること。【構成】 下流側O2 センサの出力の反転方向を判別するとともに、反転方向に対して反対側にスキップ量にて目標空燃比λTGをスキップ的に補正し、その補正された目標空燃比λTGと上流側O2 センサにて検出された空燃比λとの差に基づき、機関回転で360°CA毎に燃料噴射量を算出するCPUを具備しており、360°CA毎の更新速度で目標空燃比が直ちに燃料噴射量に反映されるため、空燃比の乱れに対して極めて良好な応答性で燃料噴射量が制御される。また、触媒の吸着物質量に基づき目標空燃比λTGに対する上下限ガードλTGL,λTGR が下流側O2 センサ等の状態を学習したのちに設けられており、触媒の下流側の空燃比は大きな乱れが抑制されて確実に理論空燃比付近で制御される。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気経路の触媒の上流側に設けられ、前記内燃機関から排出された排気ガスの空燃比を検出する上流側空燃比検出手段と、前記触媒の下流側に設けられ、前記触媒を通過した排気ガスの空燃比を検出する下流側空燃比検出手段と、前記下流側空燃比検出手段で検出された空燃比が理論空燃比を経てリッチ側とリーン側との間で反転遷移したときの反転方向を判別する反転方向判別手段と、前記反転方向判別手段で空燃比の反転方向が判別されたときの反転方向に対して反対側に予め設定されたスキップ量にて目標空燃比をスキップ的に補正する目標空燃比設定手段と、前記上流側空燃比検出手段で検出された空燃比と前記目標空燃比設定手段で設定された目標空燃比との差に基づき、所定の更新速度で燃料噴射弁の噴射量を算出する噴射量演算手段と、前記上流側空燃比検出手段、前記下流側空燃比検出手段、前記触媒または前記内燃機関のばらつきのうち1つ以上の状態を学習する学習手段と、前記学習手段による学習が終了したのち、前記目標空燃比設定手段で補正された目標空燃比に対する上下限ガードを設ける目標空燃比ガード設定手段と、を具備することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F01N 3/24 ZAB
引用特許:
審査官引用 (7件)
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