特許
J-GLOBAL ID:200903040741047540

モ-タ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-132743
公開番号(公開出願番号):特開平11-346495
出願日: 1999年05月13日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】車両等の電気パワー・ステアリング・システムに用いられるモータを、通常動作に影響を与えずに診断する。【解決手段】通常の動作中、コントローラ213は、モータ1から要求された出力トルクを示すモータ・トルク・デマンド信号に応答して、スイッチング・デバイス204〜209を介してモータの巻線に電流Ia〜Icを供給することにより、モータから第1の出力トルクを生じさせる。テスト動作の間では、モータの巻線において要求された電流の全体値を示すモータ電流デマンド信号及びトルク・デマンド信号に応答して、巻線電流を調節することにより、調整された巻線電流が、モータ・トルク・デマンド信号の値とは無関係に、モータ電流デマンド信号によって要求された全電流と等しくなり、かつ、モータが、前記第1の出力トルクと実質的に等しい第2の出力トルクを生じるように制御する。
請求項(抜粋):
多数の相巻線(201、202、203)を有しており前記巻線の電流に応答して出力トルクを生じるように構成された電気モータ(1)を制御するためのモータ制御方法であって、通常動作の期間中、前記モータ(1)から要求された第1の出力トルクを示すモータ・トルク・デマンド信号を発生するステップと、前記モータ・トルク・デマンド信号に応答して、前記モータの巻線に第1の組の電流を与え、前記モータから第1の出力トルクを生じさせるステップと、診断が実行されるテスト動作の期間中、前記モータの巻線(201、202、203)において必要とする全体の電流を示すモータ電流デマンド信号を発生するステップと、前記トルク・デマンド信号と前記モータ電流デマンド信号との両方に応答して、前記巻線の中の1つ又は複数に供給される電流を調節するステップとを含み、前記巻線の電流は、前記モータ・トルク・デマンド信号の値とは無関係に、前記モータ電流デマンド信号によって要求された全体の電流と実質的に等しく調整され、前記モータ(1)は、通常動作の期間中に生じた前記第1の出力トルクと実質的に等しい第2の出力トルクを生じることを特徴とするモータ制御方法。

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