特許
J-GLOBAL ID:200903040741271947

自己伸縮型マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290639
公開番号(公開出願番号):特開平5-099262
出願日: 1991年10月09日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 振幅の大きい振動源の低周波振動を正確に且つ十分に制御可能な自己伸縮型マウントを提供すること。【構成】 パワーユニット側2に固定された弾性ゴム3と車体側4に固定されたケーシング5との間に画成された主液室6と、主液室6内の液体圧力を変化させる液圧変化手段7とを備える。液圧変化手段7は、ケーシング5のシリンダ5a内に、その軸方向に変位自在な金属ベローズ71と、ベローズ71を駆動するボイスコイル・モータ70とを有する。モータ70は、永久磁石75と、その磁界内でシリンダ5aの軸方向に変位可能で且つ制御電流が入力されるコイル77が外周に巻かれた駆動子76と、ロッド78とから成る。駆動子76の振動変位がロッド78によりベローズ71に伝達され、ベローズ71がシリンダ5a内でその軸方向に伸縮する。
請求項(抜粋):
振動源側に固定された弾性体と基台側に固定されたケーシングとの間に画成され、液体が充填された主液室と、振動源の振動に応じて主液室内の液体圧力を変化させる液圧変化手段と、前記主液室にオリフィスを介して連通した副液室とを備え、該液圧変化手段による液体圧力の変化により前記弾性体が伸縮して振動源の振動が基台に伝達されるのを防止する自己伸縮型マウントにおいて、前記液圧変化手段は、前記ケーシングに形成されて前記主液室の一部を形成するシリンダ内に、その軸方向に変位自在に配置された被駆動体と、前記ケーシングの下部に配置され、前記被駆動体を駆動する電磁駆動手段とを有し、該電磁駆動手段は、永久磁石と、該永久磁石により形成される磁界内で前記シリンダの軸方向に変位可能で且つ振動源の振動に応じた制御電流が外部から入力されるコイルが外周に巻かれた駆動子と、該駆動子の変位を前記被駆動体に伝える伝達部材とから成ることを特徴とする自己伸縮型マウント。
IPC (2件):
F16F 13/00 ,  B60K 5/12

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