特許
J-GLOBAL ID:200903040753251917

スペクトラム拡散通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川久保 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-309695
公開番号(公開出願番号):特開平5-122195
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 拡散符号を時間軸上で変化させて拡散符号の同期捕捉を行う処理を不要とし、同期捕捉に要する時間を削減することができるスペクトラム拡散通信装置を提供することを目的とする。【構成】 複数の周波数成分をもち、各周波数成分の位相または中心周波数からの変位が予め割り当てられた拡散符号の各ディジットの値にて決定されている離散データを予めメモリに格納し、この離散データを用いて拡散符号を周波数軸上に展開することにより、従来の拡散符号同期捕捉回路を用いることなく迅速に初期同期合わせを行う。
請求項(抜粋):
情報伝送速度の整数倍の速度をもつアドレスクロックと、情報伝送速度と同一の速度をもつデータクロックとを生成するクロック手段と;上記アドレスクロックによりアドレス信号を生成するアドレス生成手段と;上記アドレス信号により上記データクロックの整数倍で、アドレスクロックの1/2以下の複数の周波数成分をもち、各周波数成分の位相が予め割り当てられた拡散符号の各ディジットの値にて決定されている離散データを出力するメモリ手段と;上記離散データに応じた離散アナログ信号を出力するD/A変換手段と;上記離散アナログ信号をアンチエイリアシングする低域ろ波手段と;データクロックにより入力されるデータに応じて狭帯域ディジタル変調を行う変調手段と;該変調手段の出力である変調信号と上記低域ろ波手段の出力であるアナログ信号とを乗算して伝送帯域信号を生成するミキサ手段と;該ミキサ手段の出力より伝送帯域信号のみを取り出し伝送路に送出する帯域ろ波手段と;を有することを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。

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